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梅核気に半夏厚朴湯

子どもたちが夏休みだったあの月。そう8月。
8月も終わる頃に初めて喉の違和感、飲み込めるけど飲み込めない状態になった。

現在。中学受験をする予定の長男が4年生から5年生へと学年が上がった2月。
問題の質、量ともに大幅アップしたが故に、長男も波に乗り切れず、私も不安とイライラが増し、笑えるくらいに身体に顕著に現れた。あの飲み込めない状態。

これが、梅核気か!
というぐらいに、梅核気であることがよくわかる。
飲み込む感覚が、窒息死するんじゃないかと思うんだけど、
飲み込むと全然そんなことなくて、飲み込める。

左右の鎖骨の間の窪みを指で押さえると、詰まっている部分と思われるところに当たる。

動きたいのに動けない気が鬱々として、どんどん蓄積して、
外に出ようと上に上がったら、喉のあたりで渦巻いて、そこに溜まってしまっている状態。

ここでの問題は、
□ストレスがそばにあって鬱々として気が迷走していること
□芽吹きの季節「春」になり、冬眠していた気がむくむくと起き出して、
動き出したこと
□外でお仕事するって、言いたいこと言える訳ではないし、グッと堪えることが多い。それが喉に渦巻いていること

そして何より、梅核気の状態自体がストレス(笑)

なので。
まずは漢方薬の力を借りて、気を巡らせよう。

日頃の運動不足から春の季節に耐えられる身体になっていない状態であっても、気がムクムクと起き出してしまう。行き場のない気が、また、イライラを生むんですよ。

そんなことを愚痴っても始まらない。

とりあえず、巡らせとけ。

というわけで、

梅核気だし、半夏厚朴湯をチョイス。

お湯呑みに半夏厚朴湯をさっと入れて、コポコポコポと白湯を注ぐ。
のんびりと味わいながら飲む。

2日目で喉の違和感は軽減。
どんな感じで軽減したかというと、
結構大きな詰まりの塊があったので、
飲み込む時に「ゴッッグン」としていた感覚が、
「コックン」となるぐらいまでに改善。

さらに、いつも絡んで痰が外に排出されました。
この痰は梅核気予備軍だったんでしょうね。

私は基本ズボラなので、漢方薬を飲むときも1日2回とかになってしまうことが多々あります。
しかし、今回は真面目に1日3回飲んでました。なので効果を感じやすかったです。(当たり前なんですが・・・)
忘れてしまっても、食事から2〜3時間空けて服用。

きちんと飲む。大事です。
というのも、前回の絡んだ痰のは飲み忘れが多発(笑)
はい、すいません。

半夏厚朴湯のもう一つのNOTEはこちらです。



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