求人募集資格の「ポジティブな人」に対する違和感について

最近今自分が置かれている状況がいいのか悪いのかの判断がつかなくなってきたので副業できるところを探していて思うこと。

求人の募集資格にたまに書いてある下記のような項目をたまに見かけると悲しい気持ちになる。
〈募集資格〉
・ポジティブな人
・心身共に健康な人
・物事を前向きに捉えられる人

こころの弱いひとはそもそも応募してこないでくださいと言わんばかり項目に、基本ネガティブ思考の私はその条件が書いてある時点でアウトオブ眼中だろうなと思ってしまうのだ。

でもネガティブって、そんなに悪いこと?常に心身共に健康な人って、そんな人いるの?というか逆に言うと心が不健康ってなんか失礼。ナンセンス。
もちろん、ポジティブな方が一緒に働いていて気持ちが良いのだろうし、職種的に前向きでないと難しいということも多々あるだろう。

ただ、それってわざわざ募集の欄に書かなくては行けない項目なのだろうかと私は心底疑問に思う。

たとえば、少し落ち込みやすいことを自覚している人がその項目をみたときになんて思うだろうか。少し浮き沈みがある人って〈ネガティブ〉のことばで一括りにされがちだが、自分の負の感情に向き合うことに人よりすこし真剣に、少し長く考えすぎるだけだと思うのだけど。

そもそも、ポジティブといわれる人だって、周りの人や待遇や環境次第でいくらでもしんどくなることはあるんだよ。ずっとポジティブでいろなんて呪いのような言葉。心の状態で前向きに捉えたくたってできないときもあるし、性格や育ち方や周りの人の嫌な言葉で前向きに捉えられなくなった人もいる。

以前会社の人にきついFBをもらったことに対して自分に対して悲しい気持ちになり相談したら、「成果物をもっと良くしようと思っている部分に視点を向けたらそんなことでへこまなくなる」「あなたは、今自分の「怒られて悲しい」という部分に視点がいってしまっている」と言われたことがあった。

今考えるととても納得するが、当時は心の弱い部分の相談を「そんなこと」と言われたことに更に悲しくなってしまった。

基本的に、心で感じることはひとそれぞれ、大小それぞれ、過去を含め環境によっても変化するものなのだ。
わたしだったら、一緒に働く人が少し考えすぎて凹んでしまいやすいのであれば、話をたくさん聞いて、否定せず、うけとめたい。一緒に考えたい。相手がネガティブかポジティブかなんて関係ない。

求人のまだ顔も知らない人を、「ポジティブかネガティブか」で選別してしまうなんて、もったいないなと思った話。

まとまってなくてごめんなさい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?