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ボクはこうして写真を続け、上手くなった。 -2017年度-

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医学生兼フォトグラファーの”ikora”です。


2017年から写真を続けて、今年で4年になりました。
まだまだヒヨッコなのですが、最近どうやって写真上手くなりましたか?と聞かれることがあるので、自分を振り返る意味でもまとめてみようかと。(ちなみに全て独学なので、知識は偏りがちです。)


記事の読み方

この記事は、拙いながらもボクが2017年から撮り続けてきた写真を放出します。特に最初期は見苦しいものが多いと思いますが、どうぞお手柔らかに。また今の所「2017年」・「2018年前後編」・「2019年前後編」の5パートを執筆予定です。



1.始まりの始まり

始まりはそう、大学に合格してから大学生らしい趣味が欲しいと思い、入学祝いにカメラを親にねだったところからでした。

今思うとなかなかトンデモナイ買い物でしたが、中古で納得できる値段ということともありα7RというSONY製のカメラを買ってもらいました。

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ちなみにSONYのカメラを持っている人は当時少なく、これを持っていると稀にカメラにうるさいおじさん方々から
「SONYなんて家電屋のカメラを使っちゃダメ
いい写真なんて撮れっこしないのだから」
とお叱りをいただく始末でした。(トホホ。。)

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なぜこのカメラを最初に選んだのかは今でも謎だけど、当時はCanonのカメラを一番に考えていた気がする。でも
1.人と違うものを持ちたいという欲求
2.理解してなかったが「フルサイズミラーレス」という語感が気に入った
というのが理由で急遽SONY機に。。。

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(初めてα7R+Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 でシャッター切った写真)


【始まりの始まり】
ともかく、大学生だからという安直に始めたカメラ。
訳も分からず、背伸びして買ったフルサイズミラーレス
ここからボクの長い写活が始まる!



2.カメラの使い方がわからない!!

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(カメラを手にして、初めて会心の出来だったと思った写真)

カメラの使い方がわからない!!

カメラを買ったのに、最初の壁にぶち当たる。
そう。F値もわからなければ、シャッター速度も、画角もレンズも、何もかもわからない!やることと言えば、プログラムオートでとりあえずシャッターボタンを押すだけ!

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そのくせ一丁前にLightroomなんか使って、結構いい感じの写真(上記)を撮ってみたりしてる。こんな状況がしばらく続く・・。

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(LightroomでHDR調にするのを楽しんでいた頃も・・。)


【カメラの使い方がわからない!】
カメラを買ったのに、使い方がわからない
かと言って勉強したりはしない
そんなこんなで時は過ぎ去ってゆく。



3.絶景ハンター

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カメラを始めた理由なんて特にないので、とりあえず絶景を追いかけることにハマっていた。「まだ見たことのない九州の絶景を参考にしながら毎週末、車を走らせ絶景のケツを追っかけていた。

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この頃はまだよく分かっていなかったが、24-70という便利ズームのおかげで大抵の景色はいい感じに撮れていた。(気がする・・。)

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この頃には彼女もできて、雰囲気だけで写真を撮ってみたり、なんだかんだ試行錯誤の跡が垣間見える。

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少しずつ、絶景の撮り方のコツを掴んでいく。
同時にLightroomでの現像もそこそこに慣れていくのだった。

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α7R, FE 24-70mm F4 ZA OSS, 25mm, F5.6, 1/40秒, ISO250

由布院は金鱗湖の朝霧。(11月)
今見ると、どうもちぐはぐな設定である。。
数値からどんな景色が撮りたいかの意図が汲み取れない。
どう考えても偶然の産物である。


【絶景ハンター】
カメラを始めてから、絶景にハマる
特に何を撮るでもなく、絶景を追いかける日々。
ただし、何回に一回かマグレでいい写真ができる程度



4.オールドレンズ

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ちょうど2015-2017年に写真をやっていた人たちなら分かってくれるはず。
当時は、何故かオールドレンズが過熱気味に持て囃されていて
エモ写真=オールドレンズという図式が成り立ち始めていた頃だった。
(今でもそういう潮流はあるけどね!)

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それでボクもよくわからず、industarやらHeliosなどのロシアンレンズをかき集めるのだった。
有り難いことにそれらのレンズはちょうどバブル期だったので、中古を1万で買っても1万2千円で売れるというような状況が続いていて、お試しにはちょうどよかったのだ。

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(Industarと言えばこの星ボケ!大分駅前のイルミネーション)

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この頃から、結構カメラ界隈ではエモという大きな潮流が来てた気がする(本当はもっと前からあったのかもだけど。)
そういうエモの洗礼をうけて、ボク自身も少しずつそういった写真を撮り始めた。

それと今更だけど、オールドレンズ=絞り環(リング)のある単焦点レンズ
なので、自然とF値について学んでいくようになる。(本読めばすぐ分かる話なんだけどなぁ。。)

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こう見るとわかるけれど、やっぱり季節によって撮れる写真がぜんぜん違うなぁと。陽の光の柔らかさが違う。
ただ当時はそういったこととか、構図とかボケとか何も分かってなかった。ただただ撮ってた。それで楽しかったそんな感じ。

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この写真は自分でもなかなか気に入っている。
 minolta MD85mmF2というニッチもニッチなレンズで。
(実はこの体験が次の年に活きる・・・。)

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オールドレンズさえあれば、ネットにあるようなエモ写真が撮れると勝手に思い込んでいた自分がいた気がする。
(あれは上手なプロが気分転換や表現方法の一つとして使っているだけだったと後で気づいてしまうのだが・・。)


【オールドレンズ】
当時はオールドレンズが流行っていて、エモ写真が気になる日々
全く上手くもないのに、オールドレンズ使ってる自分カッケー!
ってな感じで、写真も雰囲気でやっていた。



5.2017年の振り返り

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2017 年はボクにとってスタートの年でしたが、今振り返ると写真に関する知識がなさすぎて、よくそんなテキトーで写真撮れるなぁというのが正直な感想でした。
でもその中でもキラリと光る写真があって、ちょっと羨ましくもあります。

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またこの頃はギターとか他の趣味の方が優先だったので、自ずと写真に割く時間が限られていたというのもあるかもしれません。


【2017年の振り返り】
ノー知識で写真を撮っていた
時期。
数撃ちゃ当たるな感じでやっていたが、偶にいい写真が出来上がる。
今思うと、案外いい写真もあるのでは?な感想。



この記事は、2018年前編へと続きます!
もしよければ読んでください!




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