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ボクはこうして写真を続け、上手くなった。 -2019年後編-



医学生兼フォトグラファーの”ikora”です。


長く続いた、本シリーズも気がつけば5章。
今回で一旦最終章です。
初めて見た!という方は、第1章からどうぞ。

さて今までの記事を見てくれた方はわかると思いますが、ルールを紹介

記事の読み方

この記事は、拙いながらもボクが2017年から撮り続けてきた写真を放出します。「2017年」・「2018年前後編」・「2019年前後編」の5パートを執筆予定です。基本的に、その時期に撮った写真と共に振り返ります。


1.フィルムにお熱

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以前からフィルム写真はやっていたのですが、夏頃から再燃しました。
こんな記事も書いてたり。

特にジャンクフィルムカメラにハマってしまい、中古販売店やカメラのキタムラでジャンクボックスを漁る日々。

当時5万近くしたカメラが、だいたい2000円で転がっています。
キタムラのジャンク箱だと500円で結構いいフィルムカメラ手に入ったり。
Nikon L35AD2を500円で拾って、その後メルカリで検索したら1万円とかで取引されてビックリ❗)

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フィルムにハマったきっかけとしては、「プリミティブな写真体験」
を味わいたかったから。デジだと何枚も素材としてシャッターを切り、その後現像という工程にかけるんですが、これが煩わしい時があるんです。

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(フィルム写真はジャンプすると楽しい、ライフハック)


「おっ!ええな!」と思ったらシャッター切りたいんです。
なんなら、下手でいいんです。フィルムなのにじゃんじゃん失敗して変な写真を量産するのがボクの目標だった。

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それが高じて、ハワイ旅行にフィルムカメラを3台持っていく始末。
お陰で、ボケによらない表現方法をより追求することができました。


フィルムにお熱
よりプリミティブな写真体験のためフィルムに再度ハマる。
お陰で、ボケやスペック・現像(後加工)に依存しない写真とは何かを追い求めることになる。そして、構図をマスターしていくも、
2つほど大きく欠けているものに気づいてゆく。



2.新・写真表現

さてさて、これまでなかなか殻を破れなかった自分。
袋小路に入ってしまった。頭の中で鳴るレベルアップの音も近頃は聞こえない。

ということで、居ても立っても居られなくなり
「コハラタケル」さんの写真教室に行くことに。

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結論から言うと、素晴らしいの一言でした。
決して安くはない値段ですが、得られるものが多すぎました。

自分は医学生の端くれなので、少しは頭を使いながら写真を撮っているつもりでしたが、コハラさんには全くと言っていいほど及ばなかったです。

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あぁ、そんな考えがあるのかと。
理論と実践。徹底的なアナリティクス。
写真という芸術をここまで昇華できるのは単純にスゴイ。

詳しい内容は言えないですが、もし同じように写真に悩んでいる方がいれば、教室に行くことをオススメします。
因みにボクは信者でもなんでもなくて、たまたまインスタのストーリーで教室があることを知り、暇な休日とかぶったので申し込んだだけでした笑

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それで次の日から、早速実践の繰り返しです。
幸いにも(?)本気で受けたので、WordにA4、5枚分ものメモを残していました。そのメモを手がかりに少し試行錯誤。

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ちょうどくじゅう花公園がキレイな時期だったので。


その後、勉強のために色々本を買いましたが、その中でもこの「色彩」の教科書が本当に良かったです!!
名画からも、沢山ヒントを得たり。


【新・写真表現】
写真に悩み続けた自分。
写真教室に行ったり、本を買うことで少しずつ次のステップへ。
特にこの頃は、色の理論にどっぷりハマる。



3.写真の秋

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さて、少しずつステップアップしていく自分。
色の理論も携え、いざ秋に突入!


正直、紅葉の時期は写真撮りすぎて毎年意味がわからなくなるので、2枚チョイス。

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後ろのゴミ収集車の色が良かったので、「ココ!」と指定して撮った写真。(こんなの絶対インスタ映えしないよとは言われた。)

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人物写真も抜かりなく撮っていく。APU生のNazmikhon Kabulovaさん。
正直、2019年の秋は写真を撮りすぎてよく分からなくなっていた。
(学校もちょうどいい感じに暇な時期だったからかな。)

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4.年明け

年明けも、さらに色や構図の理論を加速していきます。

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とても一人の人間が撮ったように思えない、ゴチャゴチャな感じ笑
自分は暗めでキッチリめの写真が好きなんですけど、色々と分析して、ちょっとインスタや万人にウケそうな要素を散りばめていきます。

戦略的にキャッチーさを作るのは、相当な腕利きじゃないとできないので、最終的にはそこを目指しています。
七変化するかのように、写真のスタイルも変えたいと思っています。

具体的には、エモ・絶景・ポートレート・広告・海外風スナップなどなど、多くのジャンルに対応していきたいなと。

まだまだ道半ばですが。


【年明け】
年明けからも、理論と実践を加速。
現像の仕方も、様々に変えてゆきます。



4.2019年後期振り返り

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何度もこれ以上写真が上手くなることはないと思った2019年後半。

まだまだ全然やれることはありそうです。
個人的には、在るものをいい感じに撮るんじゃなくて
自分で作り込んで「表現」していきたいな、
果敢に「チャレンジ」していきたいなというのが今の気持ちです。


さて、2017年から続けてきてもう3,4年にもなるカメラ歴
個人的には、よく続けてこられたな。
というのが正直な感想です。

何度も、「もう写真やんなくていいかなぁ」と考えてきましたが
こんなところまで来ました。


ということで特にオチもないんですが、ボクの4年間の振り返りでした。
こんな長い文章(だいたい1章2000文字超え)に付き合ってくださった方々に感謝です。


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