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Badass な生き様 (1)


Badass  

日本語にそのまま訳せない、ニュアンスで受け取る種類の英語だ。っていうか、本当はなんでもそうだけども。This is a pen にしたって、Hの鉛筆なのかサインペンなのか、色は黒いか、2色ペンか。ペンそのものではなく荒井注の姿を思わず思い浮かべる人もいるかもしれない。訳し間違いなんて起きないハズの、ペンひとつにしても、受け取る側のイメージ、その延長で、解釈も違ってくるかもしれない。だったらBadassなんてなおさらだ。

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badassである。他人との比較という意味ではなく、しかしながら誰よりも、どこにいても、クールな有り様だ。クールじゃなくてもだ。どんなにへこんでても関係ない。他人との比較はいらない。自分を見捨てないクールな生き様、それが badass

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長いこと、自分はなにもので、どこからきて、何がしたいんだろう?すべきだろう?自分の使命ってなんだろう? まだみぬ、遥か遠くのガンダーラを目指し、かつてわたしは旅をしていた。旅の途中の茶屋でルシファさまの使徒と袖触り合って、「可視化できる何か」を目指すといいよ。それが地球の主流だよ。そうやった方が早いし確実だよ。だってこの世には勝者と敗者、良きものと悪しきものしか居ないんだから。悪いこと言わないから着いておいで。こっちの水は甘いぞ。そうですかあ。そんなものでしたか、教えていただきありがとうとホイホイ着いて行った最終地点で見た景色は地獄であったが、地獄に一旦落ちると、そこで選べる行き先地図の種類は2つしかないので、使命探し自分探しという名の鬱々とした深い森で迷子になっているよりも目の前の景色は開けている。目の前には2つの地図がある。ひとつは、ここから一歩後退りして底なし沼に落ちていくコース。地獄というのは底辺がなく、星の数だけバラエティに富んでいるから終わりがない。もうひとつのコースは上昇することだ。

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それは、自分が、Badassであることを思い出す。それだけだった。


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いつものようにパステル画を描いてたら、ふと思い立った。わたしが怖いと思う色、咄嗟に避けたいと思う色だけ選んで描いてみよう。しかも、臆することなく、ベッタリと強く色を載せてみよう。そしたらなんと、ハートのような、小さな女の子があらわれた。ふと、open heart という言葉が浮かんだ。女の子は微笑んで、両手を広げてわたしを迎えてくれている。赤系のパステルをみると、山火事を連想し、それに付随する人々のヒステリーやら空気汚染、灰や燃えカスの空の異様な暗さと臭いが胸に迫ってきてたから、赤系が嫌だったのに、嫌いな色さえわたしを迎えてくれたのだった。だいじょうぶだよ。心配いらないよ。すべてはうまくいくよ。君は、なんと言ったってさ、badassじゃないか。どうか忘れないで。 そう言われて胸の支えが取れたのだった。

Badass 

それは、辞書で訳されるような、ならず者とか、反逆者とか、そういう言葉から連想される、暴力とか破天荒とか、さらにそこからモヒカンとかパンクとか鼻ピアスとか、そんなんじゃない。それしか発想力に広がりがない奴は、ダサい。ダサい。ダサすぎる。

Badassは、そのままの自分を何か特別に意味づけするわけでもなく、卑下するわけでもなく、他人と比較することなく、かつ、俺がいちばんだ!というアティチュードである。

比較対象がなく、資格もなく制限もない。

自由意志の世界観

Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today

ジョンとヨーコが言う通り、

自分の下には地獄があるわけでもなく、上にはただ、空が広がっているだけだ。想像してごらん。全ての人は今日を生きている。使命は生きることだ。

ジョンとヨーコはbadass だ。

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2人はなにか特別な自分になってやろうと活動していたわけではなく、その生き様を表現し続けただけだ。ヨーコさんは現在進行形でそれを続けている。

Badass 其の一

可視化出来るもので自分の存在価値をはかるべからず

自分と他人を比較するべからず

Badass は、何かを成し遂げることではない。どこまでも自分を見捨てないクールな生き様だ。イメージ先行でイキったりしてると、それは単にダサいだけである

Badass dictionary 





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