6月8日(マツダスタジアム)14時開始予定の広島-ロッテ2回戦のみどころ

予告先発は広島が玉村(0勝1敗)、ロッテが佐々木(4勝2敗)


さすが森下!さすが九里!そしてさすが大瀬良!

「さすが!」の3連発で5連敗のあと3連勝!セ・リーグ首位を奪い返した。”浮沈空母“のはずの床田撃沈のあとの出来事だから、”戦況”が好転しつつある。

黒田博樹アドバイザーの言葉に耳を傾けて、高い志で戦うカープ投手陣の底力…。大瀬良はその一番手だろう。なんせふたりは赤い心を胸に、ともに5年連続開幕投手…

きょうの新聞報道には黒田博樹アドバイザーの関連コメントもなければ、関連記事もない(見た限りでは…)。かなり乱暴な例えになるが、新井カープを影で支える風車の弥七のような存在か?それが黒田流…

このいい流れを受けてきょうは玉村が投げる。二軍で時間をかけて準備を重ね、これが一軍先発、今季3度目。

前回、1日のソフトバンク戦は6回6安打1四球2失点で自責0だった。初回からアップアップの内容で三回には矢野と石原貴規のエラー絡みで失点。四回も二死から二、三塁にされてそろそろ交代?という雰囲気だったが、五回六回は3人ずつで片付けた。

その前が5月25日のDeNA戦で3回6安打5失点。

要するに内容的にはぜんぜん及第点に達していない。二軍でも先発候補が複数人スタンバイしている。大事な登板になる。

打線は佐々木との勝負で玉村をどれだけ援護できるか?

上半身の疲労などで出場選手登録を抹消されている佐々木にとっては5月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来15日ぶりの実戦マウンドになる。ナイスピッチングでも、たぶん7回を目途に交代するだろう
 
 
今季はここまで8試合で4勝2敗、防御率2・18、クオリティスタート成功率75パーセント。奪三振率は10・23に達し、被打率は・191と数字的には相変わらず抜けている。

K/BB(1四球あたりの三振数)は3・39、WHIP(1イニングで走者をどれだけ出すか?)は1・02。
 
この数字をミスターノーノー、大瀬良と比べてみよう。
 
大瀬良 
9試合3勝0敗
防御率1・07 
QS率66・7パーセント 
奪三振率5・98 
被打率・170 
K/BB1・70 
WHIP0・99
 
森下はどうか? 
 
森下 
8試合5勝2敗 
防御率1・16 
QS率100% 
奪三振率5・96 
被打率・228 
K/BB6・00 
WHIP0・96

こうして並べてみると大瀬良と森下の奪三振率がほぼいっしょであることがわかる。また大瀬良、森下はWHIPが1を切り、極めて優秀。ただし大瀬良は被打率が頭抜けており、森下は打たれ強い。スタイルが異なるのである。

床田はどうか?

床田 
10試合6勝3敗 
防御率1・53 
QS率100% 
奪三振率4・71 
被打率・242 
K/BB1・68 
WHIP1・17
 

話を戻すと昨年、6月11日にZOZOマリンスタジアムで佐々木と対戦した時の数字は佐々木の7回109球5安打10三振1四球2失点だった。
 
その試合のオーダーと結果は…

西川龍馬 二邪飛、三ゴロ、右飛、二ゴロ
野間 空振り三振、遊飛、空振り三振
秋山 二ゴロ、空振り三振、空振り三振、
松山 空振り三振、内野安打、中飛
坂倉 遊ゴロ、空振り三振、右前打
田中広輔 空振り三振、四球、空振り三振
韮澤 中飛、空振り三振、空振り三振
デビッドソン 遊ゴロ、中前打、中前打
羽月 二ゴロ、左前2点適時打、二ゴロ
 

 
広島市内は正午現在曇り。降水確率は正午から午後6時まで50%、そのあと80%。プレーボールが待ち遠しい。チケットは完売している。

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