8月21日(東京ドーム)18時開始予定の広島-巨人18回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(10勝5敗)、巨人がグリフィン(5勝3敗)

先手必勝!昨夜は初回の2点が効いた。1点返されてもリードを保ったまま四回に5点。計7点取った時点で勝利確率は・963。結果もその通りになった。

両軍監督が押し出しの場面をポイントに挙げた。三番小園は巨人バッテリーの攻め方をイメージできていたから冷静だった。直後に四番末包か満塁の走者を一掃。朝山打撃コーチら首脳陣にとってはこれ以上ない展開になった。

末包は試合後のインタビューで「いい準備ができて、こうやってジャイアンツ戦だったり、東京ドームで結果が出てるのかなと思います。そこは引き続き、あしたからも継続していきたいと思います」と頼もしかった。

今夜の巨人予告先発はグリフィン。7月に3連勝をマークした190センチ左腕はここ3試合は勝てていない。13試合で5勝3敗、防御率3・28。

前回、対戦は8月7日の東京ドームで試合は延長12回、3対3引き分け。グリフィンは7回1/3、7安打12三振無四球3失点。七回までゼロ行進だったが、3点を追いかける八回、菊池の内野安打、秋山・野間の連打で1点を返すと、堂林の四球を挟み小園の2点打で試合を振り出しに戻した。この日の末包は投ゴロのあと3打席連続空振り三振。

6月29日にも東京ドームで対戦。8回2安打12三振1死球1失点と苦戦を強いられた。二回に二塁打の二俣を置いて矢野がタイムリー。レフトには上本が起用されたが4タコ3三振だった。

森下に並ばれた床田はさっそく11勝目を目指すことになる。巨人戦はここまで2試合に投げて対戦防御率2・77。勝ち負けはついていない。8月7日にはグリフィンと投げ合い、7回で10安打されても2失点と踏ん張った。坂本に3の3と打ち込まれ、モンテスにも2安打されたあと申告敬遠。大城卓にもシングル2本を許した。

床田は先週水曜日のマツダスタジアムでDeNA打線を相手に5回88球8安打3失点。菊池のサヨナラ3ランで不安定な投球内容は帳消しにされたかっこうだが、ストライクを取るのに四苦八苦で簡単にヒットゾーンに弾き返されるシーンが目立った。

開幕から続いていたクオリティースタート成功も19試合目でストップとなり今夜、仕切り直し。防御率1・87(リーグ7位)なのに被安打126本はリーグ最多で、昨夜10安打した巨人打線相手に今夜はどうか?粘り強く投げて打線の援護を待ちたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?