6月7日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島-ロッテ1回戦のみどころ

予告先発は広島が大瀬良(2勝0敗)、日本ハムが美馬(0勝1敗)

さすが森下!と前日6日のこのチャンネル冒頭に綴った。きょうもさすが九里!だ。気迫を内に秘める森下、表に出す九里。タイプは違っても結果が一緒だから文句のつけようがない。

カープ打線は昨夜も適時打が出ず63イニングまで“記録”は伸びたが、森下はもちろん九里も日本ハム打線に適時打を許さなかった。

その前の床田は四回に2本、五回に1本の適時打を許した。初戦を終えて日本ハム打線の繋がりは脅威だったが、それを森下が断ち切り、九里が引き継いだ。

交流戦で5連敗したのだから、交流戦で取り返したい。きょうの大瀬良も勝てば3連勝!

大瀬良は前週金曜日のソフトバンク戦で7回4安打1失点。同点のまま島内に八回を託したが犠飛で勝ち越された。大瀬良が投げてチームが負けたのはこの日が初めてだった。

その前が5月24日のDeNA戦(横浜スタジアム)。初回に犠飛で失点したあと、八回途中まで投げて試合は延長へ。延長十回、小園、末包、野間がスタンドに叩き込んだ。

その前が5月17日の巨人戦で6回無失点、勝ち投手。その前が8日の阪神戦で7回1失点勝ち投手。失点が少ないから防御率も1・27まで良化した。規程投球回にはわずかに届いていないが防御率1・16でトップを行く森下、同1・53で3位の床田とともにローテを引っ張っている。

ロッテの予告先発が今季まだ2試合しか投げていない美馬なので、データ上は完全に優位。

美馬は4月4日のソフトバンク戦で4回7失点のあと登板機会がなく5月31日の阪神戦(ZOZOマリンスタジアム)で先発して5回1/3、6安打3失点だった。疑心悪鬼のまま今夜のマウンドに上がるだろう。立ち上がりが狙い目だ。

4月に7連敗したロッテは5月から6月1日まで4分けを挟んで11連勝。最後は4試合連続で1点を追う九回に追いつき「ミラクルロッテ」の名を知らしめた。そのあと1勝3敗だから「ミラクル」がやや弱まっている?

開幕からだとカープの総得点161(52試合)に対して168(54試合)は似たもの同士。一方、総失点は130に対して181、要するにロッテは得失点差-13なのにリーグ2位にいる(3日前の東京ドームの18失点が効いているのではあるが…)から、やっぱりミラクル。

ミラクルには、かつて交流戦期間中に生まれた「神ってる」の名言?で対抗したいところだがそれは誰???昨夜、金属音の打球でナイスドライバーショット!だった末包はきょうも打つ?


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