5月11日(バンテリンドームナゴヤ)18時開始予定の中日7回戦のみどころ

予告先発は広島がコルニエル(0勝1敗)、中日が柳(0勝3敗)

中日は巨人に3連勝のあと2試合連続完封負け。しかも19敗のうち完封負け10度。さすがに重症としか言いようがない。

これで借金7。今季ワーストの8にリーチ。

当然、中日ベンチはきょう投げる柳に期待する。ここまで5試合に投げて0勝3敗だが防御率は1・99。

4月5日のヤクルト戦で5回3失点だったが、その後の4試合はクオリティスタート成功で、対カープ戦は2試合13イニング自責1。防御率0点台…

4月11日のバンテリンドームナゴヤでは8回無失点だった九里と投げ合い、6回2失点で自責1。

四回、ライアン、龍馬に連続適時打された。菊池、堂林の一、二番は計5打数無安打1四球。

4月27日は九里との再戦で、7回無失点と痛み分け。菊池、野間の一、二番で菊池は内野安打2本、野間は3タコ。秋山は中前打、四球、中前打。坂倉は3の1。ライアン、龍馬、マット、上本はノーヒットだった。

昨夜は涌井から5イニングで3点をもぎ取った。菊池、野間、秋山がファウルを打ちながら3連打してライアンのサード強襲タイムリーと龍馬の犠飛につなげた。

涌井はこれで6試合1勝4敗となったが防御率3・60は第9位。粘り強く投げる右腕をさらに粘って攻略した。柳に対してもそういう攻めができるか?

コルニエルは4月21日のDeNA戦(マツダスタジアム)で7回2/3、109球4安打4四球1死球1失点。今永と堂々の投げ合いを演じると4月29日の巨人戦(東京ドーム)でも6回106球6安打2四球1失点。初回失点のあとは走者を背負ってもバタつくことがなかった。

低調な中日打線相手なら床田、九里に続いてゼロをたくさん並べる可能性あり、だ。

4連敗から始まった今季のカープはイッキに持ち直すとその後借金2が最多でまた貯金できるチャンスが巡ってきた。勝率5割ラインから離れないでいるのは大切なことだ。

首位を行くDeNAは4月後半に貯金3から10まで増やして現在+9。パ・リーグではオリックスがDeNAと歩調を合わせるかのように貯金2から8に増やして昨夜で20勝両リーグ一番乗り。

オリックスの最速20勝は過去優勝確率100パーセントだという。水本ヘッド、梵打撃コーチも手ごたえを感じていることだろう。

DeNAはチーム打率・262、28本塁打、チーム防御率3・19、117得点100失点。

オリックスは同じく・273、28本塁打、3・07、125得点102失点。

セ・パ首位チームは雰囲気が似通っている。

なおカープのそれは・249、22本塁打、2・67、95得点87失点。30試合前後を戦ってチームの特性がある程度見え始めた。

新井カープは間違いなくディフェンス重視。2試合連続でショートに矢野が配置された狙いも合点がいく。それにしても二軍でエラー連発、セカンドも守り打率2割に届かない小園が、一軍に呼ばれるのはいつの日か…

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