6月23日(バンテリンドームナゴヤ)13時30分開始予定の中日-広島10回戦のみどころ

予告先発は広島が玉村(1勝2敗)、中日が松葉(3勝3敗)

きのう、このチャンネルの締めで「瀬良を、昨夜の床田のように見殺しにするわけにはいかない。中日の勝ちパターンのブルペン陣からはほとんど得点できていないから、メヒアを打つしかない」と書いた。半分当たって、半分ハズレた。

メヒアには前回対戦で7「回2安打に抑えられたが、今回は5回2安打2得点だった。やはり一発の威力は絶大だ。九里がカリステに打たれた分をきっちりお返しすることができた。

九回には勝野から菊池、矢野の連打で1点をもぎ取った。これで対勝野は今季5試合で3得点。対戦打率も・368と打ち込んでいる。

だが、中日ブルペン陣で打てているのは勝野だけ。その他の投手からは得点できていない。

八回には田中広輔、野間、小園の3人が齋藤に簡単に封じられたが、これで4試合抑えられた。六、七回に走者を出しながらも封じられた橋下は3試合。

松山に至ってはここまで4試合で対戦打率・077、三振率18・00と完全に力負けしている。打者13人で三振が8つ…さらにマルティネスがいるから、やはり先発から点を取らないといけない。

中日のきょうの予告先発は松葉で今季は初対戦。松葉は交流戦で楽天戦1試合に投げて5回3安打1失点で勝ち投手。失点は阿部のソロだった。

投げ合う玉村は交流戦3試合に投げた。

1日のソフトバンク戦(みずほPayPayドーム福岡)は5回3安打1失点、自責0。8日のロッテ戦(マツダスタジアム)は5回4安打2失点で自責0。いずれも勝ち投手になれず、15日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で6回0/3、8安打3失点(自責3)で今季初勝利をマークした。

ただし試合後のインタビューで「後半つかまりました」と苦笑い?だった。せっかく七回のマウンドにも送ってもらったのだからラストイニングは投げ切らないといけない。きょうは6回と言わず7回2失点以内を目指したい。そうすれば間違いなく松葉より長くマウンドに立つことになる。

きのう床田。大瀬良、そして玉村。この流れの中で安定感のある投球を続けていけば、そのキャラも手伝って玉村もチームの顔のひとりになれる。それに失敗すれば、また二軍で長々と調整することになる。当面は球宴まで大事なマウンドが続く。

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