6月12日(ベルーナドーム)18時開始予定の西武-広島2回戦のみどころ

予告先発は広島が森下(5勝2敗)、西武が隅田(3勝2敗)

昨夜のゲームは予想通りのロースコアになった。相手チームがどこであれ、接戦になればどう転ぶか分からない。そこを勝ち切る地力があるかどうか?その積み重ねで貯金は6になった。

チームの貯金は5月終わりの7が今季最多。交流戦でそこを越えれば、チームはまた一皮むけたことになるだろう。

床田があれだけいいピッチングをすれば森下は当然、負けられない。ここまで8試合に投げてクオリティスタート成功率100%。先週水曜日の日本ハム戦(マツダスタジアム)は8回5安打無失点で、その前の5月29日のオリックス戦(マツダスタジアム)も7回3安打無失点。要するに交流戦では失点していない。

4月の月間防御率が1・86で、5月は1・00だった。安定感のある投球、とはこういう状態を言うのだろう。

現在、54回と1/3を投げており規定回数(きょうで57回)をクリアすれば、防御率1位のノーノー大瀬良(1・07)に迫る位置に名前が浮上する。床田は防御率1・49。

この状況はチームの戦いにも当然、安定感をもたらす。確かにソフトバンクには3連敗したが、すでに貯金21を貯めこむ相手だから、そこは現実と向き合うしかない。

だが、最下位ひとり旅の西武でももちろん勝利への執念は変わらない。

昨夜は花咲徳栄高吹奏楽部のコラボ応援が接戦に欠かせない演出効果になっていた。矢野や、ラストシーンの源田のヘッドスラなどは、そんな空気にシンクロしたものになっていた。
 
3試合しかない交流戦ならではのガッツ溢れるプレーならファンは大歓迎!西武の予告先発は隅田。今夜、泥臭いバッティングを披露してくれるのは誰になるだろうか…???

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