9月26日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島-ヤクルト22回戦のみどころ
予告先発は広島が床田(11勝7敗)、ヤクルトが吉村(8勝8敗)
昨夜のマツダスタジアムと横浜スタジアム。その差はクッキリと浮かび上がっていた。年間指定席ガラガラのマツダスタジアムは観衆2万5502人。今季、先発での対戦が6度目となる高橋奎二を打てず、ヤクルトにマツダ今季初勝利を献上した。
風雨の中序盤から熱戦となった横浜スタジアムではDeNA打線が戸郷が値千金の1点をもぎ取り、それが決勝点になった。観衆3万3421人。
その結果、優勝の可能性が消えた23日から数えてわずか2日後に今度は地力CSも消滅した。
先のバンテリンドームナゴヤでは涌井と松木平に苦戦、その前のマツダスタジアムでの巨人戦でも井上、横川から1点しか取れなかった。とことん相手先発を攻略できていない。
その前が9月19日の神宮球場で、初回に安打と捕逸進塁の秋山を置いて小園の適時打で1点取ったあと加点できず、神宮での今季初勝利をプレゼントした。
この悪循環からどのタイミングで抜け出すことができるのか?打順を模索していろいろやってはいるが、これ!っというものは見つからず、また秋山が一番に戻された。
今のままの打線の得点力では例えCSに行っても日本シリーズなんて夢のまた夢だろう。
投げる方もどうやって試合を作る先発を揃えるか…
昨夜の九里は5連戦頭を飾るには乏しい内容に終始した。失点は1でも合格点、とはならない。
きょうの床田は神宮球場で吉村と投げ合い、5回10安打で今季ワーストの5失点だった。二回、先頭の山田に完璧に振り切られて同点ソロを許すと、四回にも山田の犠飛で勝ち越された。五回はやはり代打青木のヒットからピンチが広がってサンタナに14号3ランをバックスクリーンに持って行かれた。
あす以降の大瀬良、森下という流れの中でこの3人がその職責を全うしてくれれば、もう一度ファイティングポーズを取ることができる。今夜がそのラストチャンス…
昨夜、空席の目立つマツダスタジアムには秋風…マツダにはポストシーズンの青空が良く似合う…
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