4月25日(神宮球場)18時開始予定のヤクルト-広島4回戦のみどころ

予告先発は広島がハッチ(0勝2敗)、ヤクルトが高橋奎(1勝1敗)

昨夜は各地で雨中の熱戦が展開された。中でも横浜スタジアム。1対3の九回、阪神打線が打者10人を送って4点を奪い逆転勝ちした。そこには当然死四球も絡んだ。雨で、投げる方も、守る方も、打つ方も大変そうだった。それでも阪神は7連勝で加速し始めた。

雨は無関係の東京ドームでは中日が14試合ぶりのホームラン(初回、カリステ2ラン)で先制。2対2の七回に1点をもらった中日が競り勝ち、巨人は中日に抜かれて3位へ後退した。

それにしても、あれだけ豊富な戦力を有しながら巨人は9試合連続で2点以下。これで総得点は54点の中日と巨人(いずれも22試合)がリーグ最少。カープは20試合で、純国産打線でも55点でこの両チームの上を行く。

右手中指を剥離骨折したシャイナーが28日のウエスタン・リーグ、中日戦(由宇)で実戦復帰する予定だが、今回のインターバルがプラスに働きますように…

さて今夜は外国人勢で孤軍奮投のハッチがスライド。ヤクルトは高橋奎。

4日のマツダスタジアムでは高橋奎から六回まで1点も奪えなかった。五回前に円陣を組んだが効果なし。五回は中村奨成投飛、曾澤空振り三振、久保修三ゴロ。さらに六回は大瀬良の代打二俣遊ゴロ、野間二飛、菊池三直。

七回、小園右飛のあと堂林が詰まって左前打、上本がショートエラーで出て中村奨成中飛のあと曾澤が148キロを右越え2点二塁打。やっと点が入った。「荒れ球対策」(朝山打撃コーチ)がなかなかはまらなかった。

高橋奎はその後、中6日で巨人相手に6回4安打9三振5四球の1失点で負け投手。先週木曜日は中日相手に5回8安打4三振2四球の3失点で今季初勝利。再現性という意味では?がつく左腕だけに、今夜もふたを開けてみるまで分からない。

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