9月23日(バンテリンドームナゴヤ)14時開始予定の中日-広島24回戦のみどころ

予告先発は広島が森(1勝1敗)、中日が松木平(1勝3敗)

昨夜の中日ベンチ。立浪監督や和田打撃コーチの表情が明るかった。一方の三塁側ベンチ。巨人戦大逆転勝利の勢いに乗り損ねて、重たい空気に包まれた。

森下はもう、今季はこのまま勝てないかもしれない。そうなるとCSどうする?いやCSにも行けないのか?

翻って昨夜の甲子園球場。菅野は完投負け、才木は7回無失点で勝ち投手。被安打はともに7。勝負を決めたのは三回の中野タイムリー。

そんな痺れる戦いを新井カープもこの時期、するはずだったのに…

巨人、阪神にできてなんでできない?森下や床田が菅野や才木と一騎打ち!のはずだったのに…

それにしてもバンテリンドームナゴヤでの負け方はもはや異常と言っていい。

今季のバンテリンドームナゴヤ
4月
27日 〇6-4 〇森下
28日 △0-0 九里

6月
21日 ●0-1 ●床田
22日 〇3-1 〇大瀬良
23日 ●1-2 玉村 ●島内

7月
5日 ●0-2 ●床田
6日 ●1-2 ●大瀬良
7日 ●1-2 玉村 ●栗林

8月
27日 ●1-2 ●森下
28日 〇2-1 〇床田
29日 ●1―5 ●九里

9月
6日 ●0-3 ●大瀬良
7日 〇2-1 〇九里
8日 ●3-4 ●玉村

22日 ●1-2 ●森下

見ての通り、4月27日の初戦で6点取ったのを最後に11試合連続で3点までしか取れていない。それでも大瀬良、床田、九里が1勝ずつマークしたが、敵地で3勝8敗1分け、は痛すぎる。しかも1ー2のスコアでの敗戦は昨夜が5度目。その5試合で七、八、九回には1点も取れていない。齋藤、清水、そして松山、マルティネスにことごとく抑えられている。要するに六回終了時点でリードしてないと勝ち目はない。

逆に玉村が投げた2試合では島内と栗林に負けがついている。
 
今夜、立浪監督は敵に塩を送ってくれたようだ。予告先発は4年目、育成出身右腕の松木平で7月8日に推定年俸は420万円で支配下登録された。ウエスタン・リーグでは先発として9勝(3敗)をマーク、防御率1・84と安定した成績でステップアップした。
 
ここまで6試合に先発して1勝3敗、35回2/3を投げ防御率4・54。1試合平均では6回に届いていない。失点は合計18で柵越え5発を許している。また右打者の被打率が・371と高い。

ただし、バンテリンドームナゴヤでは2戦1勝、13回を投げて無失点…
 
昨夜のように初回にいい形で先制してもあとがさっぱり…では、また3点までしか取れない魔の敗戦ループに引き込まれる。5試合連続打点中の小園や秋山、矢野に頼りっきり、はもう禁止!末包、堂林には死ぬ気で打ってもらいたい。序盤で5、6点取って、投げてみないと分からない森を援護しないと、ビジターゲーム10連敗というありがたくない記録を作ることになる。

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