6月27日(マツダスタジアム)18開始予定の広島-ヤクルト9回戦のみどころ
予告先発は広島がアドゥワ(5勝2敗)、ヤクルトが石川(1勝1敗)
高津監督にしてみれば“またマツダスタジアムか…”だろう。首位とのゲーム差5・5でスタートして7・5差をつけられてはガックリだ。
カープとの対戦成績は2勝6敗で4つ負け越し。それ、全部、高津監督の大好きな街にあるマツダスタジアムで負けた分に相当する。
昨季、マツダスタジアムでは延々11連敗のあと1分けを挟みやっと9月24日に白星を挙げた。勝ち投手は小川だったから、その防衛線を昨夜、あっさり突破されたことになる。
今夜のヤクルト予告先発は石川。ここまで4月1試合、5月2試合に投げて勝てず、前回6月2日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で5回4安打無四球無失点。雨天コールドによって44歳越え完封勝利となった。ルーキーイヤーから23年連続白星ゲットの快記録だ。
投げ合うアドゥワは開幕から7試合、5月いっぱいで5勝を挙げたが6月3試合は勝ちに縁がなかった。
前回6月16日の楽天モバイルパーク宮城では6回5安打3四球5失点、自責3。“あの”鈴木大地に1号2ランを供給した。
遥か後方にいた九里が4勝で迫ってきた。大瀬良も4勝、森下6勝、床田8勝。勝ち負けには自らの力の及ばない部分も多いが、ハイレベルの競争から目を背ける必要はない。エラーや打線の分断も目立つ最下位ヤクルト相手に確実に1勝したい…ところだが雨雲がどんどん接近中で、午後6時までの降水確率60%、そのあと80%、あすは警報級の大雨予報となっている。
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