広島は先発陣唯一の勝利投手アドゥワに期待も伊藤将を打てるのか?4月10日(甲子園球場)18時開始予定の阪神2回戦のみどころ


予告先発は広島がアドゥワ(1勝0敗)、阪神が伊藤将(1勝0敗)

現役時代の新井監督は「空に向かって打て!」の心意気で、ドツボにはまっても決して下を向かなかった。

明日に向かって撃て!は新井監督が生まれる8年前の米国映画。4試合連続完封負けの不名誉記録に風穴を開けるのは誰か?

阪神予告先発の伊藤将は3日のDeNA戦(京セラドーム大阪)でプロ30勝目をマーク。7回4安打2失点の粘投だった。低目に集めてゴロを打たせ、序盤で失点しても大崩れしない。打線は森下翔太の特大逆転2ランで援護した。

その伊藤将とガチンコ勝負したのが昨年10月19日のCSファイナルステージ第2戦。

オーダーは…

セカンド菊池
センター野間
ショート小園
ファースト堂林
レフト龍馬
サード上本
ライト末包
キャッチャー曾澤
ピッチャー大瀬良

…と今季とかぶる部分が多かった。

初回、二塁打の菊池を置いて小園が先制タイムリー、も、スミ1で七回までゼロ行進。カットボール、チェンジアップを内外に投げ分けられ、真っすぐに詰まらされるシーンも多かった。そして1対1で迎えた九回の栗林が木浪にサヨナラ打を許した。

広島にとってのプラス材料は今季、先発陣の中でただひとり勝ちがついているアドゥワが投げることぐらい?前回は横浜スタジアムで5回を投げて3安打1失点。立ち上がりに2安打1四球1死球で失点したため、まずはそこをクリアして乗っていきたい。

仮に先制された場合、広島の5連敗確率はおそらく80パーセトぐらいとなる。そんな重圧との戦いの悪循環を断ち切るには37イニングぶりの得点が欲しい…

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