”シャイノルズ”はいなくていい?4月4日(マツダスタジアム)18時開始予定のヤクルト2回戦のみどころ

予告先発は広島が大瀬良、ヤクルトが高橋奎二

大雨の広島の一夜明けは曇り。徐々に陽射しが射し始めている。大瀬良、高橋奎二ともにスライド登板になる。

高橋奎二は3月20に神宮球場であった日本ハムとのオープン戦で4回1/3を投げて5安打9三振2失点の内容で仕上げた。真っすぐとスライダー、チェンジアップのコンビネーションで空振り三振が7つあった。
 
昨季のカープ戦で投げるその姿からは、魅力的な球があるのに、打者ではなく自分との戦いに気持ちが向き、リズムを悪くしている様がうかがえた。
 
対戦別では小園が8の4と打ち込み、坂倉も6の3で1ホーマー、堂林も5の1で1ホーマー。
 
左腕投手の予告先発は開幕戦以来だが、あの時は“シャイノルズ”(NHK広島放送局、開幕前特番内で誕生した造語)がいたから、今回は両者を欠く中での初の国産打線vs先発左腕となる。おそらく新井監督はもう打順をいじらないだろう。そうなれば坂倉は5試合連続スタメンマスクだ。
 
きょう付のデイリースポーツ紙面では安仁屋宗八さんが“シャイノルズ”について“いなくていい”と一刀両断されている。球団への忖度がはびこる、ここカープ村で、こうした“ド直球”にお目にかかることは滅多にない。
 
でも、おそらく首脳陣も“覚悟的”には似たようなものだろう。逆に二俣や中村奨成の出番が増え、覚悟して田村俊介を起用し続けることもできる。ファンも見たい選手、という意味ではそれでいいのでは?
 
二軍スタートとなった中村貴浩や林、二軍戦でいい感じの韮澤らは、持てる力を常時限界点まで引き上げて、早い時期にまずは一軍に合流したい。(午前11時執筆)

※この記事内での選手名表記は独自のものになっています。
 
 

午後2時58分時点で追記

やはり…中村奨成 、さらには久保修スタメンに名を連ねる可能性大…


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