10月19日(甲子園球場)18時開始予定のCSファイナルステージ第2戦、阪神戦のみどころ

予告先発は広島が大瀬良、阪神が伊藤将司

新井さん、そしてカープ家族、もうあとがなくなった。

きのうこのチャンネルで「守りを固めてカウンター」と書いたが、肝心の守りで、投手の打球が韮澤の股間を抜け決勝点を奪われた。お立ち台で近本が「エラーやろう、と思いながら…ふ・ふ…」とコメントしていた。

レギュラーシーズンと同じ顔触れの阪神打線、一方のカープ打線も昨夜は左を並べたがこれも“秘策”ではない。例えば7月29日の阪神戦(甲子園球場)では青柳に対して

小園
野間
秋山
松山
坂倉
田中広輔
大盛
矢野

…をぶつけている。結果は7回で1得点だったが…

きょう大瀬良は押しつぶされそうな重圧に打ち勝つ必要がある。自身も調子が悪い、阪神との相性も今季3試合で防御率7・50と悪い、全体的な流れも悪いの、3拍子だからだ。

中でも2本柵越えされている森下翔太。7月30日の甲子園では初球を左翼席に運ばれた。8月15日のマツダスタジアムではファウルで粘られたあと低目の148キロをやはり引っ張られた。向こうは自信をつけているだろう。

打線はどんな“策”を講じるか?今季は2度当たって伊藤将司の2勝、対戦防御率1・17。

7月30日の甲子園では7回1/3、7安打8三振の無四球2失点で自責1。六回に二盗を決めた小園(中前打で出塁)を置いて菊池がタイムリー。八回には中村奨成の内野安打に末包、代打曾澤のヒットと相手のエラーで1点。

オーダーは
小園
菊池
秋山
上本
坂倉
堂林
中村奨成
末包
大瀬良

9月10日の甲子園は左腕の8回3安打9三振無四球で自責1。

オーダーは…

堂林
野間
小園
マット
末包
ライアン
田中広輔
曾澤
九里

得点はライアンのソロ。ほかに塁に出たのはヒットの堂林と野間だけ…

でも、あすは対カープ戦5勝0敗、対戦防御率0点台の大竹が来るからきょうのほうがまだ“組みやすし”だ。

とにかく1点でもリードしておかないと大道や島内、栗林の出番がこない。

昨夜は野間が刺され、近本には走られた。大瀬良は今季、近本にもよく打たれている。勝利の女神は細部に宿る。

大瀬良が開幕投手の意地とプライドで最低でも5回無失点でブルペン陣につなげたい。

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