7月12日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島-ヤクルト10回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(7勝5敗)、ヤクルトが石川(1勝1敗)

広島県東部では未明から相当の雨量になった。が、午前8時以降は青空も見え始めた。県内に大雨を降らせた雨雲は東に抜け、午後6時以降の県内降水確率は10%。

あすは正午からの降水確率30%、あさっては雨のち曇りで60%。その土日にマツダスタジアムでデーゲームをやるという。正気か?球団=松田元オーナーは自らチームに不要な負荷をかけ、ファンに対しては生命の危険を及ぼすようなことを平気でやる。その事実を中国新聞を筆頭に広島のマスメディアは決して取り上げない。

だが、昨日早朝の時点でアサ芸プラスが果敢に?<救急車出動!広島マツダスタジアム「球場観戦離れ」が進む「地獄のデーゲーム」>のヘッドラインで記事をアップした。
 
その内容の全てが正しいとは思えないが、少なくともその切り口で報じることに大きな価値がある。もしかしたらチーム内の誰かが何とかして欲しくてネタを売り込んだのかもしれない。…と、そこまで推察しなければいけないほど状況は厳しい。付き合わされるヤクルトナイン、高津監督も気の毒だ。たぶん酷暑の中のデーゲームを、黙って受け止めるような殊勝な人はいないだろう。
 
そのヤクルトは7月に入って1勝7敗。ミルミルの6連敗で現在、借金が12、5位中日まで3ゲーム差。頼みの村上は相変わらずの低空飛行で、打率トップのサンタナもコンディション不良で欠場中…ついでにマイナス話をするなら、今季マツダスタジアムでは5戦5敗…対戦成績2勝7敗も対戦別ワースト…
 
そんな中、石川が今季6度目の、そしてマツダスタジアムでは2度目の先発マウンドに上がる。
 
7月に入って1勝6敗、しかも7試合で13点しか取れていないカープ打線としては石川を打って試合の主導権を握らないと大変なことになる。
 
前回対戦(6月27日)では、初回に秋山の先頭打者ヒットのあと、石川の守りのミスに乗じて1点取ったが、その後は五回に飛び出した菊池のソロのみ。左腕にとって今季最長イニングとなる6回を投げ切られた。
 
アドゥワの先発で始まったこの試合、七回に2対3と逆転され、九回の田口を打ってサヨナラ勝ちしたからみんな救われたが、予想外の接戦となった。
 
きょうは床田。今季、対ヤクルト戦3試合で2勝無敗、対戦防御率0・41(自責は1で武岡のソロ)と頼もしいが、だからと言って安心…とはならない。快調に白星を重ねていた床田も、交流戦明けからの3試合、試合は作っているものの0勝2敗…もう1カ月以上、白星から遠ざかっているから、いかに雑念を捨て自分の投球に専念できるか…
 
 


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