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【仮説プットその22】ものごとには「腰」がある

仮説プットとは、

インプットとアウトプットの間には考えたことがある(はず)。その考えた段階で発信することを【仮説プット】と名付けました。(だっさいネーミング)仮説状態でプットすることがアウトプットの精度を上げるものであるという考え方になります。詳しくは過去記事をお読みください

先日、12年続けている合気道の稽古時に師範から「腰が落ちてきたね」と言われました。

師範から言われたとき、「え?腰ぃ?落ちてるん?」って、思ったんですね。

「腰が落ちてる」とは、技に入る前に一瞬腰を落とすってことなんですが、言葉にするほど簡単ではなくて、師範から言われるまで自分では自覚がなくて、、

でも、確かに腰を落とすことで、技がスムースにいっているというか、相手にもストレスをかけないっていうか、師範に言われたことで、しっくりときている感覚が出てきました。

「腰を落とす」って意味は、相手を受け入れることだと、認識しています。

ただ、腰を落とすといっても、単純に腰を落とせばよいわけではなく、その前に、腰が安定していないといけないんですね。それには、腰から下、腿や脚、足の裏に安定が必要となります。

なので、腰の落とすためには、腰から下がしっかりすることが前提なんです。
と、いったことは、師範から12年間聞かされていましたけども、表面上のことでしか理解をしていなかったように思います。

いまさらながら、足腰の重要さを認識させられた次第です。

合気道に限らず、武道における重要な部位は、「腰」であると考えています。「腰」を活かすには、「腰」を支えている部位の安定が欠かせず、そのために、腰から下を部位を鍛える必要があるんです。

「腰」が重要なのは、武道だけでなく、普段の生活にも同様なことが言えると思います。

親子関係の「腰」
夫婦関係の「腰」
人間関係の「腰」
受検勉強の「腰」
コミュニケーションの「腰」
仕事の「腰」
スポーツの「腰」
趣味の「腰」
           などなど

例えば、コミュニケーションの「腰」とはなにか。
ぼくは「腰を落とす」と同じで、相手を受け入れることだと認識しています。

ただ、単純に相手を受け入れるではなく、「腰」から下の部位がしっかりしている必要があります。土台ですね。
そうでないと、腰が安定せず、相手にふりまわされてしまいます。

合気道の場合は腰から下の足になります。では、コミュニケーションの場合はなにかというと、「自己理解」になると考えています。

自分という土台がしっかりしていることが重要で、そのためには「自己を理解する」ことなんですね。己を知りってやつです。
己を知り続けることが鍛錬となっていきます。

腰を活かすためには、土台となるものの理解と鍛錬が欠かせないのです。

腰の見極めと鍛え方が重要なのであります。


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