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落語デトックス

しんどさがだいぶんと抜けてきた。熱が下がっても、身体がふわふわした感じで気持ちわるさがあったのだけども、ようやく、それらも抜けてきた。高熱が出たおかげもあってか、肌艶がよくなったような気がする。天然のデトックス効果があったのではないかと捉えている。

落語には「笑う」というデトックス効果があると思う。笑うと主に表情筋と腹筋を使う。笑い過ぎると顔の場合はあごの付け根の筋がよじれ、お腹の場合の腹の奥の筋がよじれてしまう。どちらも苦しいがいい使われ方の筋肉だと思う。

ただ、どちらも鍛えたところで筋肉にならないのが特徴的だ。

笑うと精神的デトックスとなると個人的には考えている。いいこともよくないことも、いったん真っ新らにして流してしまう。

落語は非日常の物語体験である。非日常は日常から真っ新らにしてくれる。落語は非日常でかつ笑いである。完全に日常をリセットするのだ。

デトックスは落語でやるとよい。あごと腹を捩じらせるとサイコーだ。
身体と精神をいっぺんに洗い流してくれる。

寄席にいくしかない。寄席はサイコーのデトックス場なのである。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。