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一にオチ、二かたり、三しぐさ

「落語というものは、一にオチ、二かたり、三しぐさと申しまして、
オチが一番大事なものやそうです。」

僕の大好きな演目「死ぬなら今」の語りはじめになります。

この語りはじめのところが、落語の構成の型を伝えておられ、
とても大切な教えであると僕は理解しています。

・オチとは、云いたいこと、伝えたいこと
・かたりとは、語りで、いわゆる台本のこと
・しぐさとは、仕草で、目線や手振り身振り

落語を演じるにはこの3つのことが大切だと説いているのですが、
普段のコミュニケーションにおいても全くおんなじやないかと、
僕は考えています。

・オチのない会話はないわー(特に大阪人にとっては)
・せやから話しの順番がいるやろ
・順番だけでは足りん、フリがあるとライブ感でてウケるやん

てなことを考えて会話しております(大阪人だけやろか?)

もし、会話がグダグダな方がいらっしゃれば、

「一にオチ、二かたり、三しぐさ」を教えて差し上げてください。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。