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リアライズ文華落語塾

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桂文華師匠の元に集まり、落語を学んでいる落語塾の紹介です。半年で一席覚えて高座で発表するまでのカリキュラムを運営し、9年になります。
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#落語塾

スピーチ王かつ爆笑王

リアライズ文華落語塾の塾生にスピーチ王こと笠野晃一氏がいる。大阪の製造業の経営者として日々経営にいそしんでいる。そのかたわら、これまで苦心し辿ってきた経営の酸いと甘いを、現在苦しんでおられる経営者に向けてスピーチをされている。 先日、笠野さんのスピーチを聴いた。心が揺さぶられ、あったかい気持ちになるスピーチであった。一縷の光がみえた気がした時間だった。 そんな笠野さんは、落語においては爆笑王として、リアライズ文華落語塾の落語発表会に向けて稽古に励んでいる。爆笑王の一席は、

発表会の準備

落語発表会まであと6日。1週間切ると緊張してきます。昨日は発表会に向けての準備作業をしていました。 持ち物リストを作成し、準備を整える。名ビラってどこにあったっけ?とかが発生し、あわてて探したりしだすのが、このあたりです。(ちゃんとありました、ホッ) 録画ビデオ用のSDカードも空データを確認したし、チラシとチケットも用意した。ノリやハサミ、カッターもある。養生テープもバッチリ。と準備にかまけていたら、稽古するのを忘れてた。。 ということで、稽古をしっかりして一日が終了し

落語発表会の段取りを整理する

発表会まであと5日。昨日は打ち上げのお店の予約をした。コロナ明け(?)で予約が取れるかなと思いながらお店に連絡すると取れたのでホッとした。 発表会を開催するに、案外と裏方の仕事が多い。僕はプレーヤーであるのだが、仕事比率は段取りする裏方の役割が大きい。なので毎回発表会を終えるたびに、時期は裏方に専念しようと決心している。 しかし、高座で演じる味が忘れられないため、気がついたら普通にプレーヤーもやっている。前回から鳴り物も担当した。 一方で、手伝ってくださる方が来て下さる

今日は落語発表会

いよいよ落語発表会当日となりました。稽古をしっかり積んだ、と思う。。 夕べ稽古していたら、ちょっと表現変えた方が伝わりやすいかと思い、その部分の稽古を繰り返した。 おもしろいかどうかは分からないが、心の動きの機微が聴き手のみなさまにより伝わるのではないかと考えたのである。とにかくやってみよう、どんな反応が返ってくるのかがたのしみだ。 落語は工夫させてもらえるところがたのしい。本番では必死なので楽しんでいる感じにはならないけども。。その先の打ち上げをたのしみにして本番に挑

落語発表会終演しました

昨日は落語発表会でした。無事終演するに至りました。 約40名ほどのご来場者で雰囲気の良いなか、テンションMAX状態でたのしく演じることができました。 大人になってから何かを発表する機会、特に家族や仲間の前で発表する場というのはあまりないように思います。ぼくの場合は嫁さんが見に来てくれ、息子が発表会を手伝ってくれました。また、友人も来てくださいました。 他のメンバーも同様で、親御さんや仲間とおのおのの身内が見に来てくれて、日曜参観日のような、ドキドキしたなつかしい気持ちを

落語発表会【寝床】

11月21日(日)は落語発表会でした。僕は一番最後の出番、いわゆるトリでした。 大店の旦那が習っている浄瑠璃を店の者や近所の者をあつめて披露するネタです。浄瑠璃を披露したい旦那と聴きたくない周りとのやりとりを面白く表現する内容となっています。 稽古していると、この話って、経営者と従業員との間でも一緒やなと思いながら、どちらの立場にも立ちながら、自分なりの想像をして、表現しました。 従業員である久七のつらい立場と滲み出るいらだちや、上司である番頭の立ち回りのずるさが僕の中

落語発表会【打ち上げ】

落語発表会の醍醐味は、ズバリ打ち上げである。 落語が始まるまでの緊張感と終わったあと開放感。このギャップがたまらない。終演したあとの打ち上げの楽しさといったら、なにものにも代えがたいものなのです。 あの感じを自分だけが味わうのがもったいない、と思って仲間を引き込んで落語塾を開催している。 打ち上げでは、ついつい呑んでしまう。一年の中で、お酒が一番おいしく感じる。毎日が打ち上げだったりいいのに、って思ってしまう。 最後に参加者に一言ずつ感想を言ってもらい、文華師匠の講評

落語本番でもご機嫌さん状態だった

今回、落語発表会までの稽古中から発表会まで、TA商事様の企画で自律神経の計測しました。文華師匠と塾生のみなさんが対象で、発表会当日はご来場のお客様にも計測のご協力をいただきました。 文華師匠、塾生は発表会本番前と終演後に計測しました。TA商事の担当者さんによると、興味深いデータがとれたそうです。特に文華師匠の計測値は落語を演じるそのものにとてつもなく自律神経を整える作用がみられた。 ぼくは、本番前でも終演後でも極端に変わらず【ご機嫌さん状態】であったそうです。本番前、緊張

落語ひと段落

落語発表会を終えて、楽しかった日々をつづって、ひと段落がついた。 すこし惚ける時間がきている。ちょっとブログをお休みしようかともおもったが、とりあえずパソコンを開いている。 なにを記そうかと思案しながらキーボードを叩いてみると、寄席を観に行ったらいいやんと思いついた。惚けているときには、寄席がおすすめだなと。 最近、能楽の本にハマっており、能の話とは違うのだけども、12月に忠臣蔵ものがたりが落語で演るようなので、新たな刺激を受けて、惚けから抜け出そう。

落語発表会を終えても

11月21日(日)に落語発表会を開催した。高座に上がって一席を噺する機会って普通の生活していると、そうはないと思う。非日常の経験である。 高座に上がって噺するという非日常の経験は、ある種の高揚感が得られる。発表会から3週間たっても、発表会を終えたあとの高揚感がまだ残っている。この高揚感覚はちょっと心地いい。この状態で居続けれることができると、常に【ご機嫌さん】としていられるのではないだろうか。 ならば、非日常の深い体験と、それを持続させる方法を編み出せればいいのか。そうす

発表会をあらためて振り返ってみて

先日、開催した落語発表会のことを話す機会があり、自分の演じた落語を振りかえる機会となった。 演じた落語を撮影した映像を見ると、自分で自分をダメ出ししたい箇所が多くあった。客席目線で観ると違った見え方がする。 特に、噺の文脈と関係なく手の動きがチラチラし、見えていてうっとしかった。前回の発表会の時には見られなかった動きで、余計に目についた。 映像で手の動きがじゃまだと感じるということは、実際高座を見ていただいた方々の中にも手の動きが気になっていたのではないかと思う。 も

落語塾開催の準備

そろそろ次回の落語塾に向けての準備をしなければならない、というか遅いぐらいである。 例年、5月に稽古がはじまり、11月に発表会をおこなう。4月に当期の顔合わせと文華師匠よりミニレクチャーを受けている。 そうすると、メンバーへのアナウンスはそろそろしなければ、、、といま思った。 継続しているメンバーとコロナ対応で休会しているメンバーに連絡を入れよう。 その前に文華師匠と稽古日程の打診をしなければ。それから発表会会場の高津宮さんに空きの日にちを確認しなければ。休日大安を避

第27回桂文華教室 落語発表会

3月20日(日)は第27回桂文華教室 落語発表会でした。1部2部制で2部の方を観に行きました。 もともと僕はここのメンバーとして落語を学んでいました。なのでお世話になったメンバーが多く所属しています。 今年で14年落語教室を開催されており、すっかり歴史を感じさせられます。発表会ではいつも笑わせてもらっています。 今回は僕が演じる予定の「天狗刺し」をされたメンバーがいて、じっくりと勉強させてもらいました。時間の関係があり、文華師匠の打飼盗人を観て会場を失礼しました。 は

今期の落語塾には工夫が必要

今期のリアライズ文華落語塾は10名もの参加者となる。10名の稽古を1日でつけようとするのは、いくら文華師匠とはいえ、かなりのエネルギーが必要となりそう。 なので、運営にはいろんな工夫必要となる。そこで参加メンバーに集まっていただき、キックオフミーティングを開催することにしました。 今はZOOMで参集でき、とても便利な世の中になってきました。久しぶりにお顔を拝見するメンバーもいるので、集まることが楽しみであります。 所帯が大きくなるとやっぱりなんか気が上がります。その分の