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落語の稽古

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落語塾での稽古模様を記事にしています。
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2022年1月の記事一覧

稽古は都度変わる

落語の稽古をつけてもらうとよくある場面。 指導してもらった内容を直してくるも、次の稽古では、違う内容として指導されること。 「えっ、直してきたけど、また直されるの?」ととまどうことが、あるあるです。 直してきたことをさらに直されることは、つながっていないように見えるのだけども、実はつながっているようだ。今の自分の次元では見えないのだが上段者にはしっかりと見えている。下段者が課題をクリアしたときの景色が見えているのだ。 下段者の自分には見えていない。ここで大切なことは「素

稽古の準備・天狗さし

今期の落語塾のネタは天狗さしです。稽古は5月からですが、まず音源を聴きこみをする。今回は桂米朝師匠の音源で挑戦する予定です。 米朝師匠の音源は「犬の目」以来で8年ぶりになるか。台本がついている音源だったので文字起こししなくて済むのは助かります。 音源をICレコーダーに落とし込んだので、イヤホン耳に突っ込んで聴きまくろうと思います。 今回こそ、早々に覚えて稽古に臨みたい。天狗さしの仕草がとても面白いので、早めに仕草の稽古をつけてもえるように。まずは耳にイヤホンを。