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不適切な処方せん

人間は身体の使用により疲労する。
脳神経の疲労や眼球疲労、筋肉疲労で筋肉痛になったりする。

疲労回復に最も適切な措置とはなんだろうか?
休息、睡眠、食事、筋肉マッサージなどである。

では最も不適切な対処法とは何か?
ここで素人療法がお出ましとなる。
エナジードリンク、コーヒーのカフェイン、砂糖たっぷりのスポーツドリンクや栄養ドリンクを体内に注入すれば
疲労回復してくれるはずと言う思い込みや勘違いが発生する。
最悪の場合、麻薬や覚醒剤を使い疲労回復させようとする。
脳神経に今必要なのは神経伝達物質の材料であってカフェインやアドレナリンではないはずだ。
砂糖摂取による一過性の血糖値急上昇はその反動としての低血糖を招き、却って身体の疲労は増加していく。
今自分の身体に何と何が緊急に必要か、疲労しているのは右脳か左脳か前頭葉か判断し、最適な物質を供給してあげる必要がある。
疲労箇所はどこか?痛いしだるいからすぐ判る。
内臓ならこの辺だから腎臓かなと当たりをつける。
もし健康体なら短時間の睡眠で回復可能である。
疲労感が残っていたら再度寝てみる。

回復が遅れる原因は今不足しているビタミンやミネラルを特定出来てないのである。
不足ミネラルがカルシウムかマグネシウムかぐらい自分で解るようになろう。
疲労回復を目的にパスタを食べて、それが原因で腸に炎症が起きたら身体は一層疲れてしまう。

適切な分量の食物繊維、つまり摂り過ぎず、不足し過ぎず、絶妙のさじ加減が求められる。

最適な処方せんの選択により身体疲労は急速に回復していく。
免疫力も最強と豪語したくなるようなら健康体と考えて良い。

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