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体脂肪率を考えてみたい

見た目重視の世の中では、見た目年齢や見た目メタボが気になる。

だが見た目痩せてるように見えて実は内臓脂肪を貯め込んだ隠れ肥満が存在する。
世の中には自分のウエストを気にしない人が少なくない。
肥満体型に寛容なのである。
昔はガリガリに痩せている人をガリガリ君とは言わず、骨皮筋右衛門(ほねかわすじえもん)と言った。
骨と皮と筋しか無く、身(み)が無いのである。
身体における身とは筋肉と脂肪である。
人間の理想的身体とは、痩せすぎず太り過ぎず丁度いい肉づきを指す。
この丁度良さを数値化したのが体脂肪率と言うことになる。
体脂肪とは生命活動に不可欠のエネルギーを身体に貯蔵しておく訳だから、余りに少ないとエネルギー不足に陥り疲れ易くなる。

だから体脂肪率が20%以下ではまずい。
と言って見た目明らかにお腹が出ているとか、肥満体に見えるビール腹は頂けない。
と言う訳で自分のお腹が見た目出ていない自分になるよう気をつけたい。
ビール腹に寛容な自分であってはいけない。
歴史上人類は飢餓に苦しんだ苦い経験があるから、腹八分目で満足せず腹一杯食べることで満足感を得る癖がついていて、ついつい食べ過ぎてしまい気づいたらお腹の出ている自分を是認してしまっている。
シックスパックである必要は無いが、見た目腹筋の割れが微かでも見える体型が望ましいし、その為にはお菓子にケーキにスパゲティの生活にサヨナラしないといけない。
飲んで食って眠くなって寝てとやっていると必ずメタボになり、内臓脂肪のバームクーヘンが出来上がる。

体脂肪とは皮下脂肪と内臓脂肪の合計が自分の体重の何%を占めるかを表す数値である。
20%以下で無く、30%以上で無い。
それが丁度いい体脂肪率である。

太りやすい人は筋肉量が少な過ぎて代謝が悪く直ぐ脂肪になるから太る。

運動をしてカロリー消費しダイエットしようと言う目論見は大抵上手くいかない。
そもそも運動嫌いだから肥満になったのである。
だから運動でカロリー消費なんて絵に描いた餅で続かない。
適度な運動と軽い筋トレを生活習慣化していくと同時に、甘い物に目が無い自分を徐々に改造していく。
精製された砂糖食品を減らすだけでも随分違う。
自分は見た目ぽっちゃりなのか、ガリガリなのか、それとも明らかに肥満体型なのか?
太っている自分を是認するのかしないのか?
お腹の出ていない自分が丁度いい自分なのである。
タピオカ美味しい!そりゃ美味しいよ。だから太るんです。
干芋(ほしいも)を噛じっていれば、さほど美味しくないからさして太らない。
摂る「糖質の質」が大事である。
糖分の過剰摂取が習慣化しなければ、多少の糖質は気にしなくて良い。

太ったからダイエットし、またケーキぱくついたからまたリバウンドする。
ダイエットとリバウンドの無限ループですか?
生活習慣化された適切な食習慣をキープしていれば、太ることも無いしダイエットも必要ないのである。

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