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笑いを忘れたカナリア

今世界は混迷を深めているように見える。心に余裕のない人は、顔が引きつって来て笑わなくなる。不安を煽っている当人たちが、一番不安がっている。世論を誘導しようと必死になり、顔が強張(こわば)ってくる。失業は怖いし、ウイルスも恐い。テロも政情不安も、不安を掻(か)き立てる。ミイラ取りはミイラになり、自ら墓穴を掘る。各人が自分を試されている。いくら不安を煽られても、安心を作り出せるのは自分である。可笑しいから笑うのでは無く、笑うから可笑しいのである。真の強者は自分自身なのである。

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