なぜ縄文人は勾玉を作ったのか?私なりにセオリーが完成した~勾玉と月と秋分の月の満月~【オレヤマ番外編】※まだ未完成
すみません下記はまだ未完成です。。。とほほほ。
まず、①②で前回までの分を整理しつつ、③が新しいオチになります。
①勾玉は月のウサギ模様を模したものだった。
②勾玉は秋分あたりを象徴していた。※春分については確認中。
③月の勾玉が見える日、それは秋分月の満月の日だった。
④※すべての月の満月を計算してみた。
①勾玉は月のウサギ模様を模したものだった。
見ての通り↓月には勾玉があるのです。兎じゃないんです。
②勾玉は秋分時期を象徴していた。
これ、見つけるのだいぶかかりました。まだ知恵袋で最終確認中ではありますがw、まず、月の勾玉模様は一晩かけて下記のようにぐるりとほぼ180度回転します。
しかしこれがきれいに始まりから終わりまで、特に西に沈むのがきれいに見えるのは、秋分、つまり夜と昼の長さがほぼ半分になる日のみのはず。他の日は、途中で太陽が上がってきて、一番右側の満月が、きれいに地平線・水平線に沈むのを目視で見えることはありません。※ただし秋分が満月とは限らない。※サンプル計算を一番したにしておきますのでご参照ください。
③月の勾玉が見える日、それは秋分の月の満月だった。
秋分が、月が朝方に真西に沈むのを見届けることができる日、それが、秋分の月の満月というごく限られた日のみなのです。それを読むことで、彼らは季節を測っていたのです。つまり、月に勾玉模様が下記のアングルで確認できるのが、彼らにとって重要な意味を持っていた、ゆえに勾玉にして、代々伝えたのではないでしょうか?
魏志倭人伝より:
其俗不知正歳四節但計春耕秋収爲年紀
「倭人は暦を知らず, ただ肌で感じる季節の移りかわりをもとに米作りをして年を数えている」
ですので、中国人にとってはそのように見えたとしても、実際は月ですくなくとも秋分っぽいもの、は確認していたことになります。まして上記の記載は、弥生末期のこと。勾玉は縄文早期から出土しております。
ということは、、、
通常農耕民は春分秋分を重要視しますが、なぜ園耕民といわれる彼ら(@縄文前半)、が秋分を確認する必要があったのでしょうか?ずいぶん早い時期から秋分らしきものの存在をありがたがっていたことになります。それはまたこれから考えていきます。
④12か月分独自サンプル計算
※観測地点を東京とする。
2021年1月29日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:6:43 月の入:7:08 月の入りはちょっと拝み切れない。
2021年2月27日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:6:14 月の入:6:21 月の入りはちょっと拝み切れない。
★2021年3月29日 春分の月の満月の日
日の出:5:32 月の入:5:56 月の入りはちょっと拝み切れない。
2021年4月27日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:4:54 月の入:4:57 月の入りはちょっと拝み切れない。
2021年5月26日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:4:29 月の入:4:04 月の入り、、、拝み切れた。。
2021年6月25日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:4:26 月の入:4:23 月の入り、、、拝み切れた。。
2021年7月24日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:4:43 月の入:4:15 月の入り、、、拝み切れた。。
2021年8月22日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:5:05 月の入:4:15 月の入り、、、拝み切れた。。
★2021年9月21日 秋分の月の満月の日
日の出:5:28 月の入:5:17 月の入りは拝める!!!
2021年10月20日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:5:52 月の入:5:07 月の入り、、、拝み切れた。。
2021年11月19日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:6:20 月の入:5:55 月の入り、、、拝み切れた。。
2021年12月19日(春分秋分以外の満月の日)
日の出:6:45 月の入:6:41 月の入り、、、拝み切れた。。
おーのー。。。私の計算はあってますでしょうか。。涙。。どうか間違っていてくれ。。なんという徒労。。。ひとついえるのは、早苗の月つまり5月は観測できる。しかし彼らは稲作ってしてないですよね?してた?
魏志倭人伝より:
其俗不知正歳四節但計春耕秋収爲年紀
「倭人は暦を知らず, ただ肌で感じる季節の移りかわりをもとに米作りをして年を数えている」
肌で感じるとか書いてないよね。計春耕秋収爲年紀は、「春耕して、秋は収穫して、それをもって測って1年となす」だよね?だとすれば春の稲植え時期は観測してたということになる。ただ、それは弥生の稲作民。縄文初期の人ではない。。もうわたし、わからねーw。
めげずにひきつづき考えます。。
下記は捨て。
1月 睦月(むつき) 正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。
2月 如月(きさらぎ) 衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。
3月 弥生(やよい) 木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月。
4月 卯月(うづき) 卯の花の月。
5月 皐月(さつき) 早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える月。
6月 水無月
(みなづき、みなつき) 水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われる。
7月 文月
(ふみづき、ふづき) 稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)
8月 葉月
(はづき、はつき) 木々の葉落ち月(はおちづき)。
9月 長月
(ながつき、ながづき) 夜長月(よながづき)。
10月 神無月(かんなづき) 神の月(「無」は「の」を意味する)の意味。全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。
11月 霜月(しもつき) 霜の降る月。
12月 師走(しわす) 師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月。
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