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私の初めてトライアル日記

2023,July,1

いつの間にか7月になってしまった。今年が始まって7か月が経ち、私がオーストラリアにワーホリに行くと決めて何か月が経っただろう。そのワーホリをまだ夢のことと思っていた時の想像とはかけ離れている現実にああ生きているなと感じつつ、もっと理想になってもいいだろと怒りがこみ上げてくる。
 状況的には一向に良くはなっていないが、昨日新たな一歩“トライアル”というものに行ってきた。今日はそのことについて書こうと思う。

 まず、トライアルというのは簡単に言えば、“お前の実力はどんなもんなんだい見せてみろよ卍”みたいな感じである。日本のアルバイトは何もない状態から研修期間を経て、独り立ちをするというなんとも優しいシステムになっている。だから実力も実績もなくてもアルバイトの場合はどうにかなる。
 しかしこっちは違う。常に即戦力求めていて、実力がなければなにもみてくれない。本当に実力社会である。

 まず自分は面接から始まり、何となくマネージャーの言っていることはわかるが自分の意見を聞かれたときには本当に言葉が出てこない。出てきたとしてもたじたじEnglishなので伝わっているかはわからない。そして面接が終わり、トライアルが始まる。
 自分のトライアルはお前のスチームミルクの腕前と、ラテアートどんなもんなんじゃいみたいな感じだった。案の定、ラテアートは失敗に終わったが、味はおいしかったみたいだった。まあそんな感じで自分のトライアルはあっけなく終わった。多分、何人か受けていて、多分2週間後に連絡が来るようなことを言っていたと思う。このことを言っていた時にはほぼなにもできなかった落ち込みと初トライアルの緊張で英語を聞き取れる耳はなかった。多分、連絡が来ることはないと思われる。
 まだまだ、仕事探しは続きそうである。1か月後には笑っていたい。そう願う。
というのが私の初めてのトライアル話であった。

 P.S そのあとにこのオーストラリア2回目となる英会話教室を開いてきた。今回はスウェーデン人である。年下で目が青く、身長も高い。そんな彼と私はメルボルンのロイヤルパークを歩いた。本当に幸せな時間で、もしかして今NETFLIXでも撮られているのかもしれないというほどの素敵空間であった。しかし、自分の英語力がなさ過ぎて言いたいことが言えない悔しさでこの留学の中で一番の悔しさがこみ上げてきて、本当に泣き出しそうであった。(どこで一番の悔しさ感じてんねん)
 しかし、彼はとてもやさしく、とてもジェントルマンだった。本当にいい思い出である。果たしてまた会えることはあるのだろうか。日本から持ってきたフィルムカメラに彼のことを残したので現像するときに懐かし~こんなこともあったなと思いだすだろう。

 
どんなときでも“なんくるないさ”。

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