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ぼくが長編小説の主人公だったら。

ぼくは今ちょっとした悩みがありまして。それが「家の住環境がよろしくない」ことです。

というのも最近引っ越しをしたんですが、部屋が変わったときに「隣人の生活音が聞こえる」「駅近なので電車の騒音がうるさい」「キッチンが狭くて自炊ができない」という不満を抱えてしまいました。

以前住んでいた家はかなり静かだったり、キッチンの作業スペースが広くて料理が楽々できたり……という環境だったので、そのギャップにびっくりしてしまったんですね。


今ではこうやって普通に書いていますが、引っ越した当初は本当につらくて。彼女に泣いて電話したり、本気ですぐに引っ越そうかと考えていた時期もありました。

ただ最近はそれも落ち着いてきまして、この部屋でやっていけるな〜〜と感じています。


で、ここからが本題なんですが、ぼくがこの悩みを乗り越えたのは、「気合いでどうにかする」「我慢する」「色々諦める」みたいなやり方じゃなかったんですね。

一言でいうと、「今の人生に目次をつけて」悩みを払拭した…という感じです。何を言っているかさっぱり分からないと思うので、詳しく書いていきます。


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「人生に目次をつける」を噛み砕くと、「自分を映画や小説の主人公だと思って、その時々のステージに題名をつけていく」という感じです。

漫画のワンピースでも「東の海編」「アラバスタ編」「空島編」みたいにステージが分かれてるじゃないですか。そんな風に、自分の人生にも目次をつけていくイメージです。

ぼくたちでいえば、「部活に専念する編」「受験に向けてガリ勉編」「大学で遊び呆ける編」とかでしょうか。


で、今のぼくに目次をつけるなら「仕事にコミット編」だと思ってるんですね。引っ越しをしたのも、職場に近い場所に住んで仕事を頑張ろう!と思ったからです。

というふうに目次をつけてみると、最初に悩んでいた「住環境がよろしくない」って、正直どうでもいいことだな……と感じてきたんです。

だって、今の自分に与えられた目次は「仕事にコミットする」です。であれば、物音が気になるとかキッチンが狭いとかはどうでもよくって、家に求めるのは「職場まで近くて仕事に専念できる」ですよね。


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逆に、社会人になってから今までの2年間は「大人になる、東京で」みたいな目次だな〜〜と思っています。

大学を卒業して就職を機に上京し、人生で初めて一人暮らしをします。仕事をして給料をもらって、その中から生活費を捻出し、自炊やら掃除やらの家事スキルを身に付けました。

親に頼りきっていた状態を卒業し、なんとか自分の足で立てるようになったのがこの2年間。そして今のぼくは、その次のストーリーを生きている…という感覚です。


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なんとなく言いたいことが伝わるでしょうか。笑

要は「今の目次」を設定してあげると、目の前のちょっとした悩みはどうでもよくなるってことです。


今の自分はこういうストーリーを生きてるんだな。それならこんな試練やつまづきがあるのは当然で、そうじゃなきゃ物語が面白くならないもんな……という感じ。神様の視点で自分を見つめるというか。

これができれば、今抱えている悩みは結構消えると思うんですよね。進んでいる方向はストーリー的に間違ってないから大丈夫!という、変な納得感があるからです。


で、また2〜3年後には新しい目次をつけてあげればいいと思います。

たとえば結婚や子育てを真剣に考え出したなら、「そして父になる」みたいな目次をつけてあげる。そうしたら、自ずと働き方や住む場所、お金の使い方は決まってきますよね。

その中で、「自分に使えるお金が少なくなって、服はユニクロしか買えなくなった…」という悩みが出てくるかもしれません。

でもそれはストーリー的に当たり前のことなので、「今はそういう物語だしな」と思えれば、大してつらくない気がするんです。


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ということで、今日はちょっとスピリチュアルなことを書いてみました。

でも人生を楽しく生きるのに、「自分を長編小説の主人公だと思って目次をつける」は、結構効果的だと思っています。

もし最近悩みがあるなら、今の自分はどんなストーリーを生きているのか?を考えると気持ちが楽になるかもしれません。ちゃんちゃん。

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