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知らなきゃハドソン~札幌に一大ゲームメーカーがあった時代~(1)ハドソンの代表作
※2019年10月31日に書いた記事に
加筆修正したものです。
なお、連載記事ですが
今のところ未完です。
『解明・拓銀を潰した「戦犯」』を
読んでから無性に
書きたい記事がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716683232558-darTYeJBhe.png)
北海道新聞取材班(2000)
それはかつて
札幌に本社があったハドソン
というゲームメーカーについてです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716683335539-AhxRgOEyuN.png)
(Wikipedia より引用)
私と同世代、
もしくは上の世代のゲームファンには
お馴染みのメーカーですよね。
ハドソンのメインバンクも
拓銀だったそうで、
拓銀が破綻してから資金繰りに苦労し、
経営状態が厳しくなったと言われています。
‘05年にはコナミの子会社となり、
‘12年には吸収合併され、
’14年には「ハドソン」
というブランド名が終幕を迎えました。
とりあえず、
この記事では序章として、
多くの人に認知されていそうな
ハドソンの代表作を紹介しましょう。
『ロードランナー』ファミコン(‘84)
![](https://assets.st-note.com/img/1716683527428-L4qocY8rrA.png)
ハドソン初のミリオンヒット作。
元はアメリカのブローダーバンド社の
パソコン用ゲームで、
ハドソンがファミコンへ移植しました。
デザインはアレンジされており、
敵役としてボンバーマンが初登場しています。
上級者向けに難易度が増した
『チャンピオンシップロードランナー』
という続編もありました。
『スターフォース』ファミコン(‘85)
![](https://assets.st-note.com/img/1716683598988-0nIUNi6as6.png)
ハドソンの名物社員・高橋名人が
「16連射」を披露し、
その名を不動のものにしました。
元はテーカン(後のテクモ)の
アーケードゲームでした。
『ボンバーマン』シリーズ
ファミコンほか(‘85~)
![](https://assets.st-note.com/img/1716683767615-XFbAsj8mhu.png)
かつてハドソンがパソコンのゲーム
として手掛けた
(当時はマイコンと呼ばれていた)
『爆弾男』というソフトが
ベースになっています。
マルチタップによる同時4人プレイを
いち早く取り入れ、
家族や友達とみんなで楽しめる
パーティーゲームとして親しまれました。
『高橋名人の冒険島』シリーズ
ファミコンほか(‘86~’10)
![](https://assets.st-note.com/img/1716683871542-3CMK1bI7zV.png)
元はセガからアーケードゲーム
として発売された『ワンダーボーイ』の
キャラクターを差し替えて
ファミコンに移植したものでした。
ファミコンの横スクロールアクションを
代表する作品の一つですね。
『桃太郎電鉄』シリーズ
ファミコンほか(‘88~)
![](https://assets.st-note.com/img/1716683962026-wDd1aOrmB9.png)
RPG『桃太郎伝説』の派生作品として発売され、
本家を超えるほどの人気を博しました。
『ボンバーマン』とともに
パーティーゲームとして親しまれ、
このゲームで国内の各地域の特産物を
覚えた人も多いようですね。
2020年にSwitchで新作が出るらしいです。
(※この記事を書いたあとに
スイッチ版が大ヒット。
たちまち、人気作として復活した)
『天外魔境』シリーズ
PCエンジンほか(‘89~’12)
![](https://assets.st-note.com/img/1716684137563-LB0gP8UPUo.png)
世界で初めて CD-ROM を媒体にした
RPGでした。
ROMカセットでは実現できなかった
アニメーション、
声優によるキャラクターボイス、
有名作曲家による
(1作目・坂本龍一、2作目・久石譲)
豪華な音楽が話題を呼び、
PCエンジンのキラータイトル
と呼ばれていました。
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