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英語が話せないのに外国人に道をよく尋ねられる

note でいろんな方の
記事を読んでいると、
「よく道を聞かれる」という
エピソードを見かけます。

これを読んでいるあなたも
そうではありませんか。

以前、ネットで
「よく道を聞かれる人の特徴」を
調べたことがあったのですが、

たしか、そこには、
「優しそう」「賢そう」
というようなことが
書かれていました。

たしかに、
自分が逆の立場だったら、
怖い人や賢くなさそうな人に

わざわざ道を尋ねないと思うので、
これは当たっている気がしますね。

なるほど!

つまり、note には
優しくて賢そうな人が
たくさんいるということなんですね。

ちなみに、

私もよく人に道を聞かれます(笑)

なぜか、見ず知らずの人に
尋ねられがちです。

一時期、コンビニやスーパーで、
店員さんに間違われる
というのもよくありました。
(それは着ている服の問題?笑)

私が見知らぬ人に
道を尋ねられたエピソードで
忘れられないのは、

外国人に道を尋ねられた時のことです。

これまでに私は、
3回ほど、外国人に道を尋ねられました。

はじめて尋ねられたのは、
中国の方だったと思います。
(たぶん、中国の方だと思う)

道を聞いてきたのは、
30~40代くらいの
夫婦とおぼしき男女です。

今から10年ほど前でしょうか。

あの日は休日出勤をしていて、
家に帰る途中だったのを
憶えています。

私は大抵、通勤時はウォークマンで
音楽を聴いているんですが、

みなさん、なぜか、
イヤホンをしている私に
わざわざ声を掛けてきます。

「Excuse me?」
という声が横から聴こえてきて、
見ると、そのお二人が
私に声を掛けていたんですね。

私は英語を話せないので、
すでにこの時点でパニックです。

今でもどうやって、
この二人の話を理解したのか、
不思議でならないのですが、

どうやら、このお二人は、
「地下鉄に乗りたい」
というのがわかりました。

英語が話せないなりにも
「subway」
という単語は聴こえて、

おそらく、私の頭の中では、
子どもの頃に遊んだ
『ファイナルファイト』の
画面が再生されていたと思います。

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▲『ファイナルファイト』の
 ステージ2は地下鉄で、
 マップ上に「subway」と表示される

英語は全然話せないので、
身振り手振りも交えながら、

「私も今から地下鉄に行くので、
 一緒に行きましょう」
ということを伝えました。

たぶん、「go」とか
「with me」とかいうようなことを
言ったんでしょうね。

地下鉄の駅までは、
徒歩で5分くらいの場所でしたから、
そんなに長くは一緒に
歩かなかったのですが、

感じのいい方たちで、
道すがら私に質問もしてきました。

「あなたは学生さんですか?」
と聞かれたんですね。

この質問が理解できたのは、
たぶん「student」という単語が
聴こえたんでしょう。

私は「学生ではなく社会人です」
というのを伝えたかったのですが、

「社会人」という単語が
まったく出てこなくて、困りました。

「サラリーマン」は、
和製英語だと知っていたので、
使えません。

そこで私は「働く」という
英単語を思い出そうとしました。

ところが、なかなか出てこず、

なぜかそこで出てきたのが、
「work(働く)」ではなく、
「walk(歩く)」だったんですね。

そこで、私は
「I'm walk man(歩く人)」
というわけのわからないことを
言ったのですが、

幸いなことに二人は
笑ってくれました。

私はまったくそのつもりは
なかったのですが、
たぶん、冗談を言っているのだ
と思ったのでしょう。

それにしてもウォークマンって、

たしかにウォークマンは
使っていたけど……。

そんなやりとりもありつつ、
無事にお二人を地下鉄の駅まで
連れていくことができました。

別れ際にお礼も言ってくれて、
本当に感じのいい方たちでした。

ちょっとだけでも、
英単語がわかって良かった
と思った出来事でしたね。

外国人に道を尋ねられた
エピソードは、
あと二つあるんですが、

この話に比べれば、
大した話ではないですし、

長くなってしまったので、
ここまでにしておきます。

また機会があれば、
書くかもしれません。

...to be continued?

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