フリーランス エンジニアになるには(4) 常駐フリーランスの実際

こんばんは。
てりーです。

今日は、常駐フリーランスの実際というお題で書いてみます。おそらく、想像しているイメージと違うと思うんですよね。

常駐フリーランスの実際


まず、安定しています。感覚的には普通のサラリーマンと一緒です。

働いたことがある方は大体同意してもらえると思うのですが、フリーと言っても普通に正社員と同じように働くので基本何も変わりません。何か問題がないかぎり、一方的に取引先から契約を切られることも少ないので、非常に安定しています。

会社的にも、一度業務のことを覚えてもらった人にやめて欲しくないですよね。新しい人を入れて、ゼロスタートになるわけですから、最初に業務知識を教えるコストを考えたら頭痛になります。。。

契約期間が定められていて、例えば3ヶ月ごとに更新のタイミングがあってその都度双方の合意で更新していくので、ずっと在籍し続けることもできます(また、退職することも自由です)。あるフリーランスエンジニアの方は、同じ会社に10年以上いらっしゃる方もいました。

私も数年在籍している会社が3社ありました。とても居心地がよかったのでなんとなくいてしまった感じです。

正社員は安定、フリーは不安定というイメージとはだいぶ異なることがわかるかと思います。


実際のところ、正社員は少なく、外注(協力会社、パートナーと言ったりもします)が9割で回っている会社も結構あります。リクルートとかそんな感じですね。おそらく、今も変わってないと思います。面接にもフリーの社員が出てきたりします。


悪いところも書いておくと、不景気になれば、会社がエンジニアを減らすことを考えて更新を切られる可能性ももちろんあります。しかし、上でも書いた通り、外注に頼っている会社は多いです。エンジニアを減らす=プロジェクトの開発速度が低下することを意味します。苦肉の策なので、できれば避けたいところなのではないでしょうか。

契約期間は、基本3ヶ月更新がおすすめ


3ヶ月更新であれば、当然その間は契約が切られない可能性が高いので、収入の見通しが立ちやすいということです。私の経験上、途中で一方的に切られたことは一度もありません。

(ただ、人によっては、切られたケースもあるかもしれませんね。。)

私の感覚では、どちらかというと、良心的な対応をしていただける方が多かった気がします。先方もこの収入でご飯を食べていることがわかっているので。契約期間も、3ヶ月更新で一度契約すれば、ずっと3ヶ月更新であることが多いです。

そういえば、1ヶ月更新の職場ですが、自動更新でほぼ切られませんので安心してください、といわれたことがあります。仮にこのように言われても、遠慮しておいた方がいいです。

理由を聞いたら、会社の規程がそうなってるから、という理由でした。。しかし、いつでも更新を切られる可能性がある契約は、リスクがあるのでおすすめできません。私は安心して働けることが契約上きちんと謳われていることが大事だと考えています。

スキル向上が見込める


様々な現場を経験して、スキルの向上が見込めます。

また、正社員での入社が難しいところでも、フリーならさくっと入れたりします。レベルの高い職場に入れるのはかなり大きいです。

環境次第で急激にレベルが上がることもしばしばです。

あと、基本フリーは自分のスキルセットの中で仕事をするので、スキルの向上が見込みにくいという意見もあります。確かにそういう向きもあります。ただ、自分のスキルセット以外でも、勉強していることをアピールしたり、ひとまずエントリーして見ると意外にもチャンスはあります。

私はフロントエンド担当として入った会社でサーバサイド開発をやることになった経験もあります。とりあえずダメもとで言ってみるというのをおすすめします。

成長はコンフォートゾーンを出ないとなかなかないんじゃないでしょうか。

それでは、また。

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