エンジニアとして必要な能力(6) 「提案力」
こんばんは。
てりーです。
27インチの縦画面をみ過ぎて首が痛くなりました笑
縦画面は結構疲れますね。導入されている方は気をつけてください。
エンジニアとして必要な能力(6)は「提案力」です。これも、入ってから身につければいい能力です。参考程度にご覧ください。そもそも、ある程度の経験年数がなければ、難しいですからね。
提案力とは?
エンジニアとは、ただ指示通り実装すれば良いというわけではなく、知見を生かした提案ができることも求められます。これが提案力です。
指示元(担当者)から、「こういう感じの機能を実装したいが、どうしたらいいだろうか」と言われたら、
(できるなら)こういうふうにしたらいい
(できないなら)このような形なら実現できる
というふうに、喜んでもらえる提案をしたいところです。
ここで気をつけないといけないのが、
要望自体がおおざっば(悪く言えば雑)に振られてくることもあります。言葉の裏にあるニーズを汲み取って、提案をすることが求められます。
要望をどこまで噛み砕いて説明してもらえるかは、担当者の性格次第です。細かく説明して齟齬がないようにしたいと考えるか、あまり手間をかけずに相手の力量に期待するか、みたいな感じでしょうか。
雑に振られてくる場合の傾向として、雑に振っていい感じの提案が上がってくることを期待されるため、特に気をつけたいところです。この傾向のある担当者は、「よしなに」「いい感じで」というワードを頻発するので、駆け出しエンジニアの方は気をつけましょう(笑)。
入社してからしばらくはどうするか
クライアントからのヒアリングの際は、基本的に、上司が同席してくれると思います。上司がどういう受け答えをするか、よく見ておくといいです。
実装は、ある程度上司が道しるべを示してくれると思いますので、ひとまずは従う形で実装すればいいと思います。その通り作るだけでも相当大変だと思います。
ただし、もし時間があれば、自分だったらどうするか、考えてみるといいと思います。まずはどういった方法があるのか、知識を頭に入れないといけません。検索力が役に立ちます。
ニーズを汲み取る
まず、いい提案をするのであれば、
相手が何を求めているのかをわからなければいけません。できていない人が結構多いです。
技術的にどう実現するのかを考えるのがエンジニアの仕事ですが、エンジニアがこうすればできます、と言ったとしても、ニーズにそぐわないケースがあります。
原因は、ニーズをきちんと汲み取れていないからです。
仮に、担当者にこれがやりたい、と言われたら、
言葉を表面的に捉えるだけではなく、
そもそも、
なぜこの機能が求められているのか?
システムにおいてこの機能がどう言った位置付けにあるのか?
を考えてみる必要があります。
分かってさえいれば、これではいけないのではないかという事に気付き、問題を回避できます。
実際に実装してみて、クライアントに見せたところ、
ヘンテコリンな物が上がってきた
という、笑えない話が結構あったりします。
プロジェクトが燃えるので、注意しないといけません。
提案する
その上で、提案の場で、まずは自分の考えをいいます。
複数案出して、
「A案とB案があります。A案はこういうメリットがあるが、こういうデメリットもある。B案はその点こういうメリットがあるので、B案がいいと思う」
と言えれば、バッチリです。
ですが、常に複数案出せるわけでもありません。ひとまず、案一つでもいいので、自分の考えを添えて話して見ればいいと思います。
あと、上司に相談する時もそうです。
「これをやりたいのですが、ちょっとわかりません。。」
という風に、ただわかりませんというだけでは、こいつ使えないやつだなと思われてしまいます。
なんとか一案こさえて相談しましょう。
それが難しい時は、取り組んだことを説明して、現状なぜ暗礁に乗り上げているのか、その辺を説明すれば良いです。仕事が一向に進まないのも、上司としては困ると思いますので。
それでは、また。
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