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大手半導体メーカーが九州に工場を作る理由

台湾の半導体メーカーのTSMCが熊本に工場を作るということを発表した。

それ以外にもソニーなどの日本企業も熊本やそれ以外の九州の地域に工場を持っている そもそもなぜ九州に工場を作るのか。

理由は3つある
1. 九州は日本の10%程度の経済規模を占める。
2. 労働力や広い土地の確保が容易、各地に空港が整備されて製品の輸送ができる。
3. 半導体製造に必要な良質な水が豊富。

特に3で言及している水が特に重要な理由となっている。
半導体は目には見えないくらい小さなものであり、そこに汚れが付いた際には水で洗い流すのだが、半導体は、精密機械であるため汚れはついてはいけない。また、半導体を作るのに必要な水の量は1日当たり合計15万6000トンである。 その時に必要となるのが、汚れがすくない純水なのだが、それが九州でよく採れる。厳密にいうと地下水がよく採れる。
理由としては、地理的な要因と歴史的な原因が挙げられる。
1. 阿蘇の自然
2. 加藤清正による大規模水田開発

台湾では現在水不足に悩まされている。だからこそ半導体企業は水資源が豊富な九州に移転している

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