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回復のバトン  2

病名と病識

ここでは、病名と病識についてお話しようと思います。

病名は病気の名前のことですが、病識とは、自分が病気であるという、本人の自覚のことをいいます。

例えば、健常者のあなたの前に
「あなたは調子が悪いから、お薬を飲みましょう。」と、精神科のお薬を出されたら、果たして服用することができるでしょうか。

「何を言う、健常者が必要のないお薬を飲んだら大変じゃないか」と思われるかもしれませんが、病識のない状態だと自分が病気だということが自覚できないのです。

なのでこういう感覚を感じることがあるのです。

ここから先は、わたしの経験を元に、病名と病識の変化について、そしてその後の回復について少しお話したいと思います。



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