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「いきつけいなか」の活動が、ふるさとチョイスAWARD2023を受賞しました!

ふるさと納税のポータルサイトふるさとチョイスが主催する「ふるさとチョイスAWARD」。地域で頑張る人にスポットを当て、ふるさと納税の裏側で起きたストリーや地域の人の熱い想いを表彰するイベントです。

2023年は全国の73自治体から91件のエントリーがあった中、「未来につながるまちづくり部門」で「いきつけいなか」の活動が一次審査を通過し、ノミネートされました!

今回はノミネートされた12件の中からふるさとチョイスAWARD2023の大賞を決めるため、プレゼンテーションを行いました。「いきつけいなか」は惜しくも大賞を逃しましたが、白熱したプレゼンテーションの様子をお届けします。

ふるさとチョイスAWARD2023公式サイトはこちら>


人口約5000人の小さな村、日高村ではじまった
ふるさと納税×関係人口創出
=地域のファンづくり「いきつけいなか」

日高村は高齢化率43%、子どもの割合が10%未満というどこにでもある自治体です。現在人口約5,000人の日高村は、2045年には人口は2451人に、そして老年人口は約60%になると言われています。

日高村ではR3年度から移住者で構成された地域商社nossonとふるさと納税の取組を連携し、地域を元気にする活動をしています。
私たちの村は小さな村で、ふるさと納税の返礼品も取組当初は20種類しかないという状態でしたが、前田さんが地域おこし協力隊としてふるさと納税担当に着任してから、現在は165種類まで増えました。そして寄付金額も11倍へ。

ここまで増えたのは、これまで培った地域の事業者との信頼関係があってこそ。
その事業者とのつながりをもとにR4年から関係人口を創出する取組「いきつけからはじめる、地域の学びと仕事『いきつけいなか』」を開始しました。

いきつけいなかは、地域のお手伝いやイベント情報の発信だけではなく、地域にどんな人がどんな思いでどんな活動をしているのかを掲載。その取材を通じて、ふるさと納税の返礼品事業者の素顔に触れ、新たに見つけた魅力を全国に伝えたいと情報発信をしています。また、サイトだけでなく「ふだんの日高村通信」を発行し、寄付の使い道や事業者さんの紹介をふるさと納税にお同梱してお届けしています。

こうした取り組みが高く評価され、R5年グッドデザイン事務局から推薦を受け、受賞しました。包括的なファンづくりの仕組み化として、少しずつ活動が芽吹いてきたことをきっかけに、R6年には日高村公式のふるさと納税サイトを立ち上げ、関係人口創出の取組も含め、それらを包括的にCRM連携(顧客関係管理)させる『地域のファンづくり構想』を企画しました。

日高村とのあらゆる接点を繋ぎ合わせて、グッドサイクルな循環を作りながらずっと永続的な相思相愛の地域ファンづくりを目指しています。


審査員のコメント

中島みきさん
面白法人カヤック代表取締役 他


「第一に「いきつけいなか」というネーミングとコンセプトが魅力的。かつサイトのデザインやカテゴリ設計がしっかり考えられていて、ついつい見てしまう構成が秀逸です。どの記事の写真も良くクリエイティブディレクションがしっかりされている印象。村外の方への認知拡大だけでなく、住民の方たちが自分たちの魅力を認識できるきっかけづくり(=シビックプライドの醸成)にもなっていると感じました」


「いきつけいなか」は、田舎との幸せな関わり方を探すサービス。田舎や自然に興味あるなら、“いきつけいなか”から見つけよう。

いきつけ居酒屋のように、ふらっと1人でも気軽に来れる田舎をつくること。私たちは、そんな関係をつくれる田舎(地域)を少しづつ開墾していきます。

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