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「いきフェス2023インタビューvol.12」~実行委員の吉水 誠生さん~

「いきてゆくフェス2023」は、大阪府豊中市と豊中市介護保険事業者連絡会の共催で約20年続くイベント。前身の「いきいき長寿フェア」から、2021年にリニューアルしました。テーマは、「あつまれ!多世代 知ろう!カイゴとフクシ」。子供から高齢者まで幅広い世代が交流し、介護や福祉について触れられる・学べるイベントです

このnoteでは、イベントの運営メンバーとして活躍されている方々を紹介していきます。今回インタビューしたのは、実行委員の吉水 誠生(よしみず・あきお)さん。吉永さんは豊中市内で福祉用具レンタルをしている「ビジョン・サポート」で福祉用具専門相談員をしておられます。

【いきてゆくフェスについて】

尊敬する先輩と初参加です

ー「いきてゆくフェス」に参加した理由やきっかけは何ですか?
今年の実行委員長の西森さんが会社の先輩で、誘われて参加しました。西森さんは一昨年から参加されています。
今までこのようなイベントがある事を知らず、昨年の動画を見て改めて勉強しました。

ー「いきてゆくフェス」に参加して楽しいこと、面白いことはどんなことですか?
初めてなのでなんでも楽しいですが、僕のチームが担当している企画が「子供のお仕事体験」なので、介護の必要のない人や、子供たちにどう伝えていくかを皆で考えることが楽しいです。

オープンミーティングで、みんなで考える楽しさと難しさを学びました。

ー大変なこと苦労したことがあれば教えて下さい。
楽しい部分でもあるのですが、介護保険を知らない人に、どう伝えればよいかを悩みます。僕たちは、車椅子の使い方や種類など一目みたらわかるのですが、見たことも使ったこともない子供に、どう解りやすく説明したらよいかも悩みどころです。

【ご自身について】

旅行が好きな吉水さん。熱海の美術館で

滋賀県の出身で、新卒で地元のスーパーに就職しました。楽しかったのですが、2年勤めて営業の仕事がしてみたいなと思いまして、たまたま大阪に求人があったことと、独り暮らししたさで3年前に吹田市に引っ越して来ました。
NHKの営業の受託をしている会社に勤めたのですが、去年その会社が訪問介護や高齢者向け配食事業に事業転換し、福祉の仕事にかかわることになりました。
半年ぐらい配食の営業をしていたのですが何か物足りなさがあり、自分の思いつく福祉の仕事の営業を考えて、福祉用具専門相談員になりました。資格を取り、今年の3月にビジョンサポートに入社しました。

【介護・福祉について】

滋賀県から大阪へ自分のやりたい仕事を探してきました。

ー介護事業所で働くことの良さ、仕事への想いを、職場でのたのしいことを教えて下さい。
今の会社が大好きで、先輩にも恵まれて毎日楽しいです。最初の頃、計測せずに納品してしまい、付くと思っていた手すりが付かなかったことがあったんです。その時先輩方に色々と教えてもらい、今は大きな失敗なくやれています。
皆さん福祉の仕事って、しんどいとか大変と言うイメージをお持ちじゃないですか?確かにヘルパーさんとかは、見ていても大変だなって思うのですが僕の場合は少し特殊(ある意味マニアック)ですので、僕の知識や提案が役に立っているという実感がすごくあります。ヘルパーさんや利用者さんに「楽になった」と言われると本当に嬉しいです。今まで伝い歩きや寝たきりだった方が、歩行機や手すりを提案したことで歩けるようになって元気になった姿をみると、福祉に関わって良かったなと感じます。
福祉の仕事に関わりたくて今の職場に就職したので、ずっとこの仕事を続けていきたいです。

【豊中市について】

営業をしていて、温かい人が多いなと感じます。嫌な顔せずに優しく対応してくれる方が多いです。静かな公園(大塚公園)があり、自転車で営業に出る日はお昼の休憩ポイントに利用したりしています。

静かな時間を過ごすことも好きです。

以前調べたんですけど、豊中市は全国で比べると高齢化率が意外と低く、若い人が多いと知りました。意外に若者の街だったんだなって思いました。
テニスをしたり、ゲートボールをしたりしている人や場所が沢山あるので、僕が高齢になってもキープしておいて欲しいです。

旅行で行った江ノ島の風景

ー豊中市内で好きな場所を教えてください。
会社が大好き過ぎて、会社の近所(浜近辺)がすごく落ち着きます。夜は静かで少し田舎な感じがして。

【最後に】

ハートを上手く作れず(笑)

ーnoteを読んでいる皆さんに一言
30代や40代の人に沢山きてもらいたいです。親御さんの為にも自分の為にも福祉の知識を楽しく学べるイベントなんで、ぜひ遊びにきてください。

ー取材を終えて
「手すり1本よりお持ちいたします!」の伝説の営業マン西森さんを上司に持ち、自分の出来る形で福祉に関わり楽しんでいる好青年でした。福祉は色んな形で色んな人が助け合い喜び合える仕事なんで長く続けて欲しいです。会社愛がとても伝わりました。
老後は大切な誰かと幸せに豊中で暮らして下さいね。

大切な彼女との思い出の1枚

ー吉水さん、ありがとうございました!

取材・記事/広報サポーター うりぼー


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