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私の中の原爆。

8月1日。

Barbenheimmerとやらが最近噂になっている様で、それが日本国民から大バッシングを受けているようでそれを見てみた。

まず"Barbenheimmer"って何?という所だが、これは映画『バービー』と映画『OPPENHEIMER』の両作品を観ることを推奨するムーブメントでBarbenheimmerのハッシュタグには原爆の爆発とバービーを組み合わせた画像が出回っているよう。

そのような原爆を軽視するような画像が出回り、映画『バービー』公式のアカウントもそのムーブメントに乗っかったため日本人にめちゃめちゃ怒られていると言った感じだ。

その流れを見ていて私が抱いた感想は…
正直酷い嫌悪感という物は無かった。ただ、やったら怒られるってなんで大人は分からなかったのだろうと思った。

まず、私の原爆の知識は長崎と広島に原爆が落とされた事。そのせいで酷い残酷な状況が生まれていたという事。残酷な状況は本や教科書で読んだ。それなのに、知っているのにそれ程嫌悪感を抱かなかったのは、それを過去のものと認識していて自分に関係ない事だと思い込んでいるからだと思う。そして、それに傷ついている人の顔があまりリアルに浮かんでこないから。

原爆の知識を少し持った私が嫌悪感が薄いからアメリカや核爆弾の被害に遭っていない国の人達や原爆の勉強をしてこなかった人は、何が悪いのかわかっていないんじゃ無いだろうか。

原爆に限らず人にはトラウマや地雷があって、でも相手がその経験をしていなかったり、相手の周りにその経験をしている人がいないと地雷を踏み抜かれることは結構あるなと思う。

地雷を踏み抜いた側にはNoという勇気を、何でダメか分かっていないなら出来る範囲で理由を伝える。これは意外と大切なんじゃないかなと思う。きっともう一度同じ事をしようとした時にNoと言った人の言葉が頭に浮かぶから。

それに今回のバービーの件で日本の方がちゃんとNoと言った事は素晴らしい事で、ちゃんと相手側が対処したのだから否定は時に人を守るのだと感じた。

世の中平和であれ🕊🕊🕊

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