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親友のいない私。

7月19日。

今日の私は運転手の助手である。
運転手はペーパードライバーで初の長時間の運転に挑戦。その挑戦のサポートをするのがナビ係、BGM係の私。ほとんどの時間は緊張の時間だったけれどその中で雑談する時間も無くはない。
その時感じた事を今日は話したい気持ちになったから話そうと思う。

私と運転手は所謂幼馴染というやつになるくらいの仲だ。それなりに濃い時間を一緒に過ごした記憶がある。ただ、親友かと言われるとわからない。そもそも親友という言葉の定義がわからない。

親友と言う言葉を聞くと、何でも話せる相手や多少なりとも依存関係にある状態だと想像する。自分の中では恋人と言う関係性に近いものだと思っている。でも、運転手には隠し事は沢山あるし、それなりに遠慮もするし依存関係になりたくないと思う。

それで一番自分が素が出せる相手が隣の運転手なのだから私には親友というものは居ないのだと思う。親友が居なくて困る事は今のところないが、結婚式で友人代表をお願いするときにはきっと困るだろうなと思っている。

こんな事を隣で助手をしながら考えているなんて運転手は一ミリも思っていないだろう。長時間運転を決めたことに少し後悔が滲んできたぐらいかもしれない。こんなひねくれた人間に変わっても友達で居てくれている事に感謝しかない。

ありがとう。

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