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春を不安に待つ人が幸せな理由

卒業と入学、就職や転勤...
"春は、出会いと別れの季節"と、言われます。

ただ、この言葉を聞いて持つ印象は
一人ひとり違いますよね?

ある人は、やっと今の環境から抜け出せると
ガッツポーズを見せているかもしれず、

ある人は家族や恋人、友だちと離れる日を
数えて、不安に眠れない日々を過ごしている
のかもしれません。

迎える季節は同じ「春」なのに、
受ける印象がこれほどまでに変わるのは
どうしてなんでしょう?



どうやらそれは今、
置かれている状況だけでなく、
私達の思考のクセからきているみたいです。

試しに普段、自分がぼーっとしている時間を
イメージしてみてください。



失敗や成功を振り返っている時間が長いなら、
あなたがいつも見ているのは"自分の過去"

同じタイプの人にとって、
春は、なじみあるものに別れを告げる季節と
いうことになります。
ちょっと寂しく、不安かもしれません。

反対に自分の憧れを思い描いたり、
やりたいことを考えている時間が長いなら、
その間、あなたは"自分の未来"を見ています。

このタイプの人にとって春は、
理想に一歩近づける出会いの季節になるため、
寂しさよりも期待のほうが勝っているはずです。



こういうことを書くと、
未来を描くのは良いことで
過去を振り返ってばかりではいけないと
勘違いをされてしまいそうなのですが、
それは違います。

春を前に少しさびしさを感じるのは、
その人がこれまでに素敵な出会いをたくさん
重ねてきた証拠。

別れに"不安になる"というのは、
それほど大切にしたいものにめぐりあえた
"幸せ"を意味しているからです。


大切なのは
終わりと始まりは必ず同時にやって来る
と、知っておくこと。

まだ見ぬ春を不安に思うほど
優しいあなたには、これから先も
たくさんの素敵な出会いが約束されている。
私は、そう信じています。

皆様それぞれに、よい春をお迎えください。


「"不安"は、いつだってあなたが
 "幸せ"であることを教えてくれる。」


今日の空でした。





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