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コラム③『広告』の話 ~我々は広告を見させられている~

新年明けましておめでとうございます。生須です。
最近は原神のネタばっかでしたが、久しぶりに駄文を垂れ流します。

突然ですが広告ってご存知でしょうか。馬鹿にしてるのか
新聞からチラシ、webページ上で表示されるスペースから
TVで番組間等に流れるCM、動画サイト、SNSサイト上で表示されるもの、etc.
多岐にわたる広告を私たちは普段から目にしているかと思われます。

まあ新聞やチラシ等のそんな頻度が高くない広告ならそんなに気になりませんが、
TVCMやWeb広告だとやたらと高頻度で見かけることがある広告、たまにあるじゃないですか。
興味のある広告であったとしても、あんなに高頻度でやってたら見飽きてしまうし、興味のない広告だったら単純にしつこい、くどい、鬱陶しい、うざったい、ってなってしまうと思うんですよ。
で、何度もしつこくされると人って反発したくなりませんか?
私は学生時代に学校の先生から勉強しろって言われても全く勉強する気が起きませんでしたが、親もそんな私を理解してくれたのか、『勉強しろ勉強しろとは言わないが、将来後悔することのないようにしなさい。』と言われたことをいまだに覚えています。

脱線した。で、なんで一部の広告ってあんなくどくどと何度も表示されるのかって話なんですが、そもそも私には広告がどのようにして作られて表示されるかを全くもって知らないので(調べろ)、だいたいこんな感じじゃないのかなと思います。

①広告代理店に依頼する
②広告の量などを広告代理店の担当者と話し合い、プラン(?)を決め、
それに基づいて手数料を支払う
③広告代理店は各種広告(新聞・雑誌・WEBなど)に広告を依頼する。
④各種広告に広告が載る。
⑤一定期間ごとに広告の効果を確認し、効果が良ければ続行し、
悪ければプランの変更、もしくは取りやめを検討する

こんな感じじゃないかなあ(⑤が怪しい)

広告が多いってのはおそらくそれだけいっぱい手数料、つまりお金を払っているということだと思います。
ではお金払ってまで広告を打ってもらうのはなぜか、って話なんですが、そもそも全く何も知らないことに対して興味が湧くことってあると思いますか?好きだろうが嫌いだろうが、感情を抱くにはその物事を知っていないと始まらないと思うんです。まずは対象の存在を認知させる、これが広告の第一目的だと思われます。
で、昔は媒体が本や雑誌やTVが主体だったと思うんですが、近年ではインターネットの普及から、Web広告の方が増えていると聞いています。
そのため、ネットでちょっと調べ物をしたりするとよく見かける広告が存在するわけですね。ただ、TVCMと比べてWeb広告はそれほどしつこい、嫌いってなることはあまり無いかと思います。これは何故なんでしょうか?
まず、一つの広告を見る(見させられる)時間の差が挙げられます。
TVCMは最低でも15秒と比較的長い間見させられるのに対し、Web広告は基本的にスクロールして飛ばせばいいだけなので数秒もかかりません。
もちろん、TVCMと違ってネットサーフィンする際にはいろんなサイトを巡るわけで、そこでいちいち目にしたら総秒数は結構なものになりますが、
15秒受動的に見させられるTVCMほど、体感では大したものではないと思われます。
次に、対象を絞っているところが挙げられます。
TVCMはわりと無差別に流している(特にソシャゲや車のCM)に対し、Web広告はある程度見るサイトに合わせた広告が表示されているように感じます。(違ってたらごめんなさい)
例えば漫画のサイトに行ったらWEB漫画の広告が流れるし、ゲームのサイトに行ったらゲームの広告が流れ、ニュースサイトではまんべんなく流れていると思います。(もちろん例外はありますが)
男女や年齢等でもゾーニングされて表示されているのかはちょっとわかりませんが、例えば女性が見ることが多いサイトには化粧品の広告を表示させたりできるのではないかと思います。

何にせよ、言っちゃなんですが、大半の人はたかが広告にそれほど脳を割きたくない訳で、TVCMの15秒というのは現代では長すぎるのではないかと思います。
15秒もの間、見たくもないものを見させられることに対して嫌悪感を覚える人が出てくるってのも自然なことかと思います。

私はそもそもTVを全く見なくなってしまったのですが、実家に帰ったりするとやることがなくてぼーっと観てることが多いです。そこで思ったんですが、15秒じゃなくて5秒にしたら流せるCMの種類も単純計算で3倍に増えて見飽きることも減るんじゃないかなと思ったんですよね。TV業界さん、これ導入どうすか?(絶対ない)

(おわり)

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