見出し画像

【カリスマTOP不在でも存続する組織に必要なものとは?】------Apple社の例から

【カリスマTOP不在でも存続する組織に必要なものとは?】
------Apple社の例から

「人に依らず
理念に依れ」

たった一人から
巨大な組織まで育て上げた
トップの言葉です。

カリスマ性のある
トップの手腕による
利益や業績に惹かれて
集まって来ることも
あるでしょう。

しかしトップが居なくなったらどうでしょう?

そうなって来ると
どうなるか、、、、

《組織の構成員の崩壊》

一般には、
人は給与や利益を求めて
会社や団体に入ることが
少なくないでしょう。

しかし、その様な組織は
まるで砂糖に群がる蟻のような
状況に例えられます。

砂糖がなくなると
蟻は散り
消えて居なくなります。

⑴条件だけで募集したり
⑵応募して来た人の能力だけ見て採用すると

さらに条件の良いところが見つかれば、
辞められてしまうからです。

一方、優れた『理念』で
構成員と顧客、
その先の社会までもが
結ばれている場合どうでしょうか?

《理念経営の例》

------顧客のファン化と経営の成果・そして社会の変革

Apple社の事業を
スティーブ・ジョブズ亡き後、
引き継いだティム・クック。

クック氏は
ジョブズから引き継いだ
理念の一つの例は、

『ユーザー体験の質』

であると言っています。

発売日には顧客が
ショップの前で徹夜をして待つなど
熱狂的ファンを産んだApple

常に先進的なApple社です。

しかしApple社は、
MP3プレイヤーやタブレットを
最初につくった企業では
ありません。

何によって発展したか?

クック氏はそのことについて
次のように言っています。

「私たちは長期的な視点で
投資を行っています。

私たちは一番手になることを重要だとは思っていません。

単純にそれが私たちの
やり方ではないからです。」

と。

つまりそれは自社の理念からは
重要な要素ではないと言っています。

では、自社の理念から
何が大事か?

それについて
次のように言っています。

「私たちの仕事は

最高のものをつくることであり、

ユーザーの生活を
本当に変えてしまうもの

を提供することです。」

と語っています。

確かにユーザーの生活も
変わりました。

1人で iPhoneだけで、
中堅企業以上の利益を

時間や場所にとらわれず
稼いでる人も生まれています。

顧客の生活自体が変わり
社会の形さえも変えてしまう

その『理念』を持っています。

さあ、

自分やお客様や社会を
より豊かにする『理念』を
共に構築してみませんか?

【編集後書】

スティーブ・ジョブズ氏は
日本の寺に何度となく
訪れています。

「人に依るのでなく
法に依って行きなさい。」
(涅槃経)

ブッダの最期の言葉です。

今もなお多くの人の
心を紡ぎ
その理念が受け継がれています。 

深い叡智ある
トップの言葉です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?