【周りに起きる現象は、私の心の鏡】
『情けは人の為ならず』
辞書の解説では
「情けは他人の為だけではない、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」
とあります。
「心」が行いを生み出します。
そして私の行いが、
結果となって現れたのが、
「周りに起きている現象」です。
つまり、
私の周りに起きる現象は、
私の心から生じた行動を
結果として映し出す鏡です。
ただ、普通の鏡と違うのは、
時間差を持って映し出す鏡。
こだまのように直ぐ
返って来ることもあれば
昔物語になって
記憶にさえ
残っていないものもあります。
何かあったとき、
自分以外に犯人探しをするのが
私たち。
しかし、それは目の前の
鏡に映った自分であることを
共に思い出して
いくようにしたいと思います。
【編集後記】
○「汝ら、
過去の因を知らんと欲すれば
現在の果を見よ。
未来の果を知らんと欲すれば
現在の因を見よ。」
ブッダ(因果経)
「今の現在の自分の状況」を見れば、
過去の行為
そして、
その過去の行為を
引き起こした
「過去の心」が分かります。
今の心が変われば、
今の行為が変わる。
今の行為が変われば、
未来の結果も変わる。
今、一瞬、一瞬の心のあり方が
自分の全ての現象を
生み出していることになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?