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どれだけ「ステージ」を中心に生きるか

本音と建前。
嘘をつくこと。
内なる波動と違う波動で語ること。

そういうのがすごく苦手だった。
なぜかというと
私自身が、人の内側の波動と表現される波動が
違うと、それがわかってしまう人間だからだ。

だから、私は、人が嘘をつくとわかる。
思っていないことを話していると
わかってしまうのだ。

人の心がわかる
「高台家の人々」という漫画を
楽しく読んでいるが
あの人たちのように「一字一句思考がわかる」
のではないものの、発せられる言葉が
その人のエネルギーとずれていると
わかってしまうので、かなりしんどいのだ。

そんなわけで私は
母親の本音と建前の落差を
いつも嫌悪してきたし
嘘つきが大嫌いだった。

だから、自分も嘘をつかなくて
済むようにと、努力もしてきた。

嘘も方便とはいえ
なるべく裏表のない人間でありたい。

しかし、それが通用しないのが
「ステージに立つ」ということだ。
そして、
「ラジオでパーソナリティとしてしゃべる」ということだ。


「どう見られたいか」「どう見せるか」を考える修行

神様って、洒落たことするなぁと思う。
裏表が嫌いな私がなりたい人を
「ステージに立つ人」に設定している。

笑えてくる。

あれだけ
「かっこつけてることが、一番、かっこ悪い」とか
言ってたのに、
かっこつけないとダメやん、私。

ま、神様というのは、
私自身でもあるので、
自分でこの設定をしたのでしょう。

ということで、
昨日はラジオの生放送で
私が思う「なりたいパーソナリティ像」に近づけるよう
それなりの演出努力をした。

本日も、これからステージに立って
「なりたいシンガー像」に近づけるように
演出努力をしたいと思います。

だって、短い時間で、こちらを向いてもらうのに
長々と「私はこういう人間でして」と
生々しい話をされても困りますよね。

頭ではわかってるんだ。
頭では。

だけど、ここまで何十年と
「かっこつけない」を目指してきて
ここから「かっこつける」という
真逆に「振る」ということって
なかなかそうそう、切り替えは簡単ではない。

ただし!
昔、やったことあるじゃん。
「ぶりっこ」。
いつも姉に甘えまくっていた私が
ぶりっこをするのは、簡単だった。
姉に甘える時のように
男性に甘えるだけだったから(汗)。

それができるなら
きっと、ステージ上の「シンガーふっこ」も
なんとかできるんじゃないか。

「全然、違う私」にはならない。
だけど、
「端的に知ってもらうための演出」だけ
取り入れてみる。
凝縮するために演出をする。

それならば、きっとできるのではないか。
という気持ちで、がんばろうと思います。

ステージの前に予定を入れない

そして、最近、気をつけてやっていること。

ステージの日は、仕事をしない。
ステージの前日は、夜まで活動しない。

だから、昨夜のゴスペル教室も休んだ。

ステージの前に
「気を張る」「がんばる」ことをしてしまうと
どうもステージに響いてしまう。

だから、ゆる〜りとこんな文章を
書いているのです。
そして、もう今からシャワー浴びて準備。

ゆるっとしてから、ステージに挑む。
そのために、スケジュールも管理する。

そうすることで、
ステージに立ったときに、
いい意味での緊張と、適度なリラックスが
できるということに気づいたから。

このステージというのはラジオも同じで
ラジオの生放送の前には
余計なことをしない。仕事もしない。
ゆとりを持たせる。

すぐに体調を崩しがちな私は
ここをとても大切にしていきたい。
私は「ステージ」を中心に生きるのだと
今年は決めたのだから。


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