#2 展示までの旅路
6月5.6.7日の3日間に渡り「奥野ビル」にて
展示を行います。
3日間とも在廊します。
必要とする人とお会いできたら嬉しいです。
「私に何が…何が出来る…?」
何者かになりたいと思う10代。どうして何者かになりたいと願うのだろうか。そして私が目指す何者とは何なのか。そんな疑問が過る事もなく「何者」を目指し歩を進めて…時々もがきながら…時間は待ってはくれない。刻一刻と過ぎていく。私は20代の節目を迎え学生を終えた。肩で風を切るように歩いていた自分は何か大切なものを落としていたのかもしれない。その「大切なもの」を取りに帰る為、自分を見つめ直す時間を過ごした。「私に何が…何がある…?…何もない。」そんな自問を繰り返す途中で、変わらないものや変わらない人と出会った。そして、近くにあった「私の中にあるもの」こそが大切でそれがあるだけで幸せなのだと気づいた。この出会いこそ必然だったのだろう。そうか、私は何者でもないし、何者にならなくても私は私にしかなれない。もうその「何者」かにはなっているのではないだろうか....。だから展示は私を知るために行う。これは私が今出すことのできる最大の答えである。私という人間が、何を思い感じるのか。展示を終えた、やりきることが出来た自分は何を見ているのか。何が見えているのか…。もう見えていたものなのか。目を擦れば見えてくるものなのか。そしてまた私は旅路へ戻ってくることは出来るのだろうか...?私は扉を開ける。
ワクワクする気持ちドキドキする気持ち
私はこれから先も大切にしたいと思う。
綺麗に塗装がされた道を歩くのは
心地がいいけど、
デコボコした道も切り開く道があっても
いいんじゃないかな。
んー、私はそんな道があってもいいかも。
勝田彩加
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