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2024年 第3回 活動レポート『ダメ出しからの、、、リベンジ!』

2024年2月17日(土)曇り

まだ寒い冬の沢筋。沢を上流に登っていくとV字谷の深い谷底は光があまり入らず寒い。そんな場所が本日の「いき森づくりの会」第3回活動日のフィールド。ちょうど森の周辺でも梅も開花しました。いよいよ春の訪れを感じやすくなってきました。
今回の参加はたった2人。はじめはちょっと寂しいと思ったものの、、、二人で隣り合って色々と作業しながら話をしてたら、これはこれで豊かな時間でした。


一日の作業の様子

今回は沢の深部での沢筋が合流する場所での活動です。ここは4年ほど前の台風により土砂崩れの影響で谷が埋まり大きく地形が変わり水の流れが滞るようになってしまった場所です。先日、環境改善の師匠のお一人、坂田昌子さんに指導を受け修復のための柵(しがらみ)の作り方を教えていただき、自分たちでその続きをしたのですが、、、、後日、それを坂田さんに見てもらったら、ものの見事に「こんなのじゃダメ!!全然絡んでいない!この枝も!!この枝も!!ダメ!!やり直しだね!!」と厳しい指摘を受けた場所。さすがにその時は凹みました。。。が、気を取り直して今日はそれを再度作り直すリベンジ!!

枝を絡め落ち葉を詰める。その繰り返し。

 さっそく、kihaちゃんと二人で、一度作ったダメだしされた柵を壊してから、コツコツと1本、1本の小枝を土や枝としっかり絡めて新たに作り出す。ものすごーく丁寧にコツコツと作ってみる。先を急ぐことを完全に排除しながら。そして、少し編み上がったら、隙間に落ち葉をぎゅうぎゅうに詰める。この繰り返しを丸1日やり続けた。途中、夢中になりお互い無言で黙々と。そのうち手は動かしながらも、気の赴くままに二人でお話ししながら。

そんな、静かに黙々と1日をかけて作り直した柵は、想像以上にぎっしりと、そしてしっかりとしたものに生まれ変わった。

ダメ出しされて凹んでたのですが、やり直し、できたものを目の当たりにし、触わってみて、、、ダメ出しの意味が分かった!!
って素直に感じた。
同時に、あれだけ厳しくダメ出しするのもきっとエネルギーがいるだろうし、嫌がられるのを避けるいみでもなかなかできないことだけど、それをしっかり伝えてくれて感謝だなって感じました。なかなかできることではないでしょうが、自分でも人に何かを伝える際に恐れることなく愛を持って厳しくダメ出しもして行けるようにしていきたいなって思いました。(森づくりの話からだいぶ脱線してしまいました。。。)


リベンジ後の柵

※3か月ぐらい過ぎた後日、その作り直した柵を見に行ったら、もう柵の上に植物の芽が出ていて驚きました。嬉しい驚きです。今思えば手を抜いた柵の上にはなかなk植物は生えません。その違いと速さはやっぱりあるんだなって感じました。(もちろん、森は広いのでどこでも同じような柵を作れるか、作るかはまた色々な状況を考えての判断になるでしょうが、ちゃんと違いを判り、使い分けたりしていくことが大切だなって思ってます。)


2024.4.6撮影 柵の上に芽が出てた!!

参加者ふりかえり

kiha・・・黙々と手を動かしていて、今も何も考えが出てこない。集中して作業ができて言葉も要らない素敵な時間だった。

主催者ふりかえり

ずーやん・・・ダメ出しの凹んだ状態からのリベンジができたのと、リベンジしてみてダメ出しの意味や違いが体感的に腑に落ちて、むしろダメ出しへの感謝が湧いてくる。色んな意味でいい時間でした。


黙々とのふたり

今後の活動予定

月1または2回山や沢の手入れを行っています。
次回以降の活動予定は「いき森づくりの会 活動日のお知らせ」のマガジンからご確認ください。

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