見出し画像

近所の鳥たち

最近近所を散策するのにはまっています。そこで見られた鳥たちを紹介したいと思います。
今年に入って千葉県から新潟県に引っ越しました。千葉県と言ってもどちらかというと東京より?に棲んでいたのでそこそこ発展した町に棲んでいました。引っ越した先の新潟県は山、森、池、みたいに自然しかない場所(引っ越し先がたまたま)で千葉県ではなかなかお目にかかれない鳥を見かけることが多々あります。そんな鳥や千葉県でも普通に見られる鳥を見る頻度が高い順番に紹介します。

アオジ

絶対に一度は姿を見せるのはこの鳥です。
アオジ
チッチッと鳴きながら藪から出てきますが、色が色だけに藪に入ると見つけにくくて仕方がない(笑)。「アオ」と名前に付く鳥は緑色が多いですが、この鳥はどちらかというと黄色っぽいです。今棲んでいる場所にはノジコという同じホオジロ科の鳥が夏になるとやってきます。そのため、いつもノジコじゃないか確認しています。ちなみに今のところアオジだと思ったのがノジコだったことは一回もありません(笑)ノジコはこんなこんな鳥です。

ノジコ



ホオジロ

次はこの鳥です。
ホオジロ
千葉県でも新潟県でも沢山見る機会がありますが、新潟県おおすぎ!!
春になると高い場所でさえずるため見つける難易度は格段に下がります。
「一筆啓上仕り候」と鳴きます。(僕にはそうは聞こえません)
上のように鳥の鳴き声を日本語の言葉にしたものを「ききなし」と言いますが、これは日本人特有の文化なのだとか、、、(僕も誰かから聞いただけなのでよくわかりません)
ちなみに千葉県の鳥(県の鳥)はこのホオジロです。

スズメ

三種類目は誰もが知っているこの鳥です。
スズメ
日本一有名な野鳥はこの鳥なんじゃないでしょうか。
千葉県ではそこまで多くはありませんでした。しかし新潟県はすごい。
朝はスマホのアラームでは鳴くスズメで起きます(笑)
スズメは家、電柱、橋の下など、穴があれば結構どこでも営巣します。
スズメが建物の隙間に入って行くところを見つけたらそっとしておいてあげましょう。日の出直後か直前くらいから鳴き始めてるように感じます。うるさいですが仕方が無いと思いながら毎日スズメのアラームで起きています。
ちなみに僕の今住んでいる場所にはスズメの集団がいくつかあります。4月後半に群れを観察していると少し違った鳥を発見しました。

ニュウナイスズメ

ほっぺたに黒い点が無く、おなかが真っ白、全体的に色が明るいスズメ。
これは千葉県ではあまりお目にかかれません。
渡りの時期の鳥の群れはよく観察すると面白い鳥が交じっているかもしれません。

ウグイス

4種類目は、これまた有名な鳥です。
ウグイス
誰しも1度はきいたことのある鳥でしょう。
春になると「ホー、ホケキョッ」というさえずりをよく耳にするようになります。しかし、とても近くで鳴いているにもかかわらず見つからない。
この地味な色の鳥が茂みの中で鳴いているため見つからないに決まっています。そのため、鳥をあまり知らない人はメジロとウグイスを間違って覚えていることがあるとか。ちなみにメジロはこんな鳥です。

メジロ
シジュウカラ

5種類目はこの鳥です。
シジュウカラ
この鳥は、千葉県、新潟県どちらでもよく見ます。
町中の街路樹や小さい公園などどこでも見ることが出来るため、知ってる人も結構多いんじゃないでしょうか。この鳥の特徴は、よくネクタイに例えられる顎からお尻あたりまでにある黒い線です。この線が細いと♀太いと♂みたいな感じで雌雄の区別にも使われます。

シジュウカラ
前から見るとネクタイに見えないこともない
エナガ

6種類目は、鳥界のアイドルです。
エナガ
この鳥は、北海道に住む亜種シマエナガが人気で、とても有名ですが、個人的には本州にいるエナガも負けないくらいかわいいと思います。
千葉に住むエナガは「チバエナガ」なんて呼ばれています。千葉県のエナガは、本州の他の地域のエナガに比べて眉が薄い固体がいるのだとか。
「チバエナガ」と「シマエナガ」完全に意識していますが、チバエナガは普通にエナガです。薄いだけで眉はちゃんとあります。ちなみに上の写真は千葉県で撮りました。ぶっとい眉、かわいいですよね。

コムクドリ

最後は、僕の今住んでる場所の近くでは割とよく見かける鳥ですが、千葉県では一度も見たことがありません。
コムクドリ
ムクドリときくとうるさいイメージが大きいですが、コムクドリもそこそこうるさいです。(数が多いのでムクドリは騒音問題が起こりますが、一匹の鳴き声で比べればどっこいどっこいです)
名前通り小さめなムクドリです。ムクドリと比べると色が鮮やかで、「いろがきれいな鳥」の部類に入ってもいいと思っています。ムクドリとの違いは、大きさ、色だけではありません。活動は基本樹上で行います。ムクドリは地上採食が基本なのでこれは大きな違いでしょう。夏場の山にはそこそこいるので是非探してみてください。ちなみにムクドリはこんな感じの鳥です。

ムクドリ


7種ほど紹介させていただきました。(+何種類かいますが)
鳥好きな人がみると、ヒヨドリとかハクセキレイ、キジバト、カラス類はどこへ行ったと言われそうですが。ここでは紹介しません。(なんとなくです。近所にいないことは決してありませんが)
今回紹介した鳥は身近にいるので探してみてください。
ちなみに鳥の観察をするならば双眼鏡は必須です。
鳥の羽毛の細部や、細かな動きなど、鳥の面白さは双眼鏡があるとより大きくなります。
最後まで見ていただきありがとうございました。
一応上で指摘されそうだと言っていた鳥の写真を貼っておきます。
名前だけ聞いても面白くないので(笑)

ヒヨドリ
ハクセキレイ
キジバト
ハシブトガラス
ハシボソガラス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?