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キリマンジャロ登山②

2日目
2700m→3700mへ

朝起きたら腹痛から始まった
おならしたらうんち漏らした
滝のように下痢でもうこれはある意味滝行だなぁなんて思いつつトイレに閉じこもる

朝ご飯も食べる気にならず苦しんでいたら
ガイドがこれを食べろと言って生姜をくれた

渡された生姜

めっっっちゃでかい
罰ゲームでしかない

罰ゲームでも相当嫌だ

少し出発を遅らせてもらったが(共に登っている人たちに協力に感謝しつつ)お腹は痛く、雨は降り続け絶不調

そう全力で雨なのだ

道も荒れに荒れている

また荷物が濡れる、、あぁ、今日の夜はちゃんと眠れるだろうか
凍え死なないだろうか、、不安が募る

お腹以外すごく元気なのに雨でぬかるんで滑りやすい山道が襲い掛かり、滑って足を開いた途端に下痢が滝のように出そうになる

お尻の穴に力を常に入れつつ登り続ける

2時間ほど登り、トイレがあったので”滝行”をすると一気に楽に。
まだお腹は痛いもののだいぶ回復していいペースで進む

4時間ほど歩くとやっと雨が止み、晴れてきた

ようやくカッパを脱げる

2日目後半にてやっと太陽を拝めた

宿に着いた。3720m。
ほぼ富士山の高さ。

そしてポーターさんに運んでもらっていた荷物は初日と同じく案の定、中はずぶ濡れだった

小屋周辺は晴れていたのでここぞとばかりに乾かす
次またいつ雨が降り始めるかわからないから

荷物全部干した

ご飯は相変わらず多いものの非常においしくいただいた

明日が4700mくらいまで登る
エベレストで高山病になった高さ
乗り越えるぞ

前回エベレストでの反省は
・高山病の薬(ダイアモックス)を飲んでいなかった(正しくは登山1日前から山頂に行くまで毎日飲むことが推奨される薬)
・調子に乗ってペースを上げて心拍数を上げてしまった
・水を飲めと言われて飲んでいたものの1日3Lと言われていたが実際は1.5Lくらいしか飲んでいなかった

の大きく3点

今回は
・ダイアックスは前日から毎日悪化さず摂取
・常に最後尾を歩く、前の人を抜かさない
・水は常に手に持ち、15分に1回は飲む
という完璧な対策をしている

きっと高山病は大丈夫なはす、にしてもエベレストでの頭かち割れそうな痛みと永遠に続く吐き気が若干トラウマで怖い
克服するぞ

ちなみにダイアモックスを飲むと副作用として手足の痺れや頻尿になるということが起きる

毎晩おしっこで夜中に目覚めておじいちゃんの気持ちがわかるようになる

この日夜中外にトイレに出かけたら、夜は星がめっちゃ綺麗だった

写真ではなかなか伝わらないが笑

あぁこの星を見れてよかった

きっと明日も晴れるはずだ

キリマンジャロ③に続く

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