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1期生の研究テーマをご紹介します!

皆さんこんにちは!壱岐なみらい研究所事務局の中村(1期生)です。
今回は、研究生がどんなテーマを掲げて活動しているのか。簡単にご紹介したいと思います。

ミライファーマーの創出による壱岐の農業を未来につなぐプロジェクト

壱岐の農業の課題は、高齢化による後継者不足と言われてるが、果たしてそうだろうか?
家業として、将来的な営農への想いを抱きながら、一方で、事業継承に悩んでいる後継者もたくさんいます。
しかしながら、若い世代は「地域」の担い手でもあり、兼業や地域行事などで農業を守るために必要な時間も知識も十分に確保することが難しい状況にあります。
若い世代の潜在的な農業者(ミライ・ファーマー)に農業に関わる”時間”と実践するノウハウと、共に取り組む仲間をつくることで、島の農業を守り続ける覚悟を。そして、若い力によって持続性のある新しい農業との関わり方を創っていきたい。

声をかけあい地域参加する888ネットワークの構築

市民に優しい市役所・行政でありたい。
人口減少で失われていく「まちの賑わい(色、音、光、匂い)」
まちづくり協議会を中心に、地域のみんなが繋がることで、一人ひとりの不安を解消し、「まち」に賑わいを取り戻したい。
お互いに声を掛け合って地域活動に参加する仕組み「888(ミツバチ)ネットワーク」を構築することで、望まない孤独や孤立をなくし、誰にも役割や居場所のある温かいコミュニティを創っていきたい。

市民の自発的な竹林整備を促進する竹林バンク/サポーター制度の導入

豊かな自然に恵まれた島だから、持続可能な環境生態系を実現したい。
豊かな環境の一方、人口減少、生活様式の変化により、耕作放棄地、放置竹林、空き家が増加している。特に竹害により、地盤の弱体化による土砂崩れなど問題が顕在化していきている。恵まれた環境が当たり前であるため、住民意識に危機感はあまりない。
そこで、竹林の整備、竹材を活用等の活動を通して、地域の自然を知り、環境を学び、行動変容を促す活動に取り組むことで、豊かな自然を未来に残していく。そのために、ハードルとなる所有者と作業者のミスマッチを解消する仕組みづくりからはじめたい。

市民の想い、意欲に投資する「壱岐なみらい倶楽部」の設立

島民の想いや挑戦を、島内外のサポーターが支援することで、持続可能な壱岐の島を実現したい。
「島で挑戦したい」という意欲ある市民の想いを、「壱岐を応援したい」という島外の方が一緒になって育てる場を創出し、「やりがい・働きがい・充実感」のある事業を生み出すことで、住み続けたい壱岐の島にしたい。
新たな事業・仕事の”種”を探し、”苗”を育て伴走する『苗床』となるチーム機能。共創プラットフォーム<壱岐なみらい倶楽部>を設立する。

閉じこもり高齢者の社会参加と未来を担う子どもの育成を目的とするオンラインコミュニティ「イキテラ(壱岐の寺子屋)」

日本の25年先水準の超高齢化社会をすでに「今」生きている壱岐島。
労働力として社会から離れ、無意識に閉じこもり高齢者となってる、又は、目に見えていない閉じこもり高齢者予備軍をいかに減らしていくかは、重要な項目。
また、こどもの学びについては、地域に関係なく本人が望む学びの機会が均等にあることが望ましいが、都市部と違って機会が少なく、オンライン活用など意図的に創出していく必要がある。
高齢者・子ども・ICTツールの活用による寺子屋システムを構築し、
高齢者には生きる活力としての「今日行く、今日、用」を、
子ども達には、将来の選択肢を広げる出会いと知識の場での「共育、教養を」先行する地域課題を解決することで、超高齢化社会に耐えうる日本の地域社会モデルを創りたい。

共創人材育成プロジェクト

人口減少が進む中、地域の担い手としても貴重な離島公務員が行政組織の枠を超えて、地域のために積極的に行動し、地域を盛り上げていく。そのためには、官民と境界線を引かずに、共創してくことはすごく重要なことだと思うし、共創できる人材が求められていると感じている。
VUCA、急激に変化する不安定な社会において、職員一人ひとりが、公務員としてのプライドを持ち、山積するやらなければならない仕事の中でも、情熱を注ぐ「やりたい」を見つけ、チャンスを引き寄せて、挑戦していける組織文化を創っていきたい。
一人ひとりのwant toからはじまる共感の連鎖で共創機会を創出して、地域を元気にしていくために、壱岐島へのエンゲージメントの高い民間企業の方や、全国で活躍する公務員の皆さんとの交流を通して、共感し、学習し、実践する人材育成と組織変革に取組み離島公務員をアップデートしていきたい。

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いかがでしたでしょうか?
各プロジェクトについては、今後、インタビューや、活動レポートで、より詳しく書いていきたいと思います!乞うご期待!

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